宇宙に行こう!宇宙なら、絶対に最高だ!十年前のレイアードのこの言葉が、全てのきっかけだった。新統合宇宙第一世紀○○九七年。太陽系連邦軍見習い特殊認定士官レイアードとカイトの幼なじみコンビは、中距離型航宙船〈メタルバード〉に配属される。しかし初めての任務に発奮しすぎ、ナーヴ船長の逆鱗に触れてしまい…。猪突猛進の自信家レイと、おっとりまじめだが芯は強いカイトの二人の活躍を描く、著者の新境地、ネオ・スペースオペラ、堂々開幕!君だって、宇宙が好きなはずだ。
ロンドン郊外の館に住むララ・クロフトは、世界一タフで美人なトゥームレイダー。父の失踪から二十年目のその日、五千年に一度の惑星直列が始まり、ララは父が隠していた「秘密の時計」を発見する。これは、封印された強大な力をもたらす秘宝「トライアングル」への手がかりだった。父の遺志をついだララは、この力で世界支配を企む秘密結社イルミナーティの野望を打ち砕くため、地の果てまで謎を追う…。
駆け落ちした妻を追う大侠客と、父の仇を追う少年の運命の出会い-。「雪山飛狐」のヒーロー・胡斐の修行時代を描く、愛と冒険の青春譜。
本書は、スターリングエンジンを自作するための入門書として位置付け、特別な工作機械や材料を使わずに手加工で自作できるエンジンの作り方や、旋盤などを使った本格的な工作、そして作動原理と各種模型エンジンの活用例について紹介し、併せてこのスターリングエンジンの未来の夢について記述した。
十九世紀後半、日本は植民地化の危機をしのぎ、かろうじて近代国家として独立することができた。その国家という枠組みは、今日、本当に時代遅れになってしまったのだろうか。そして「想像の共同体」や「創られた伝統」の真の意味とは何か。日常の生活感覚から国家の意義を問い直し、ユーラシア東辺部という地理的・歴史的環境に即した「この国のかたち」を考える。
九月半ばのアラスカ内陸部で独り獲物を追う男がいた。杉田淳、三十四歳。かつては外人部隊に所属し、傭兵として訓練を積んだ。だが今、彼の標的は人間ではなく野性動物たちだ。鍛え上げられた肉体と強靭な精神力で、冷酷なまでに動物たちを倒してゆく杉田。しかし、ある日出会った密猟者の影が彼の標的を変えた。獲物を確実にしとめる杉田の鋭い銃口が、邪魔者たちに牙を剥いた!長篇アクション。
江戸の素敵な頑固者を追いかける、橋本治美学の素。
カント、後期ヘルダーリン、晩年期ゲーテという状況配置の中心に初期ロマン主義をとらえ、フリードリヒ・シュレーゲルとノヴァーリスの神秘的術語群からなる「ポエジー」言語の森に、ドイツ・ロマン主義の「芸術批評」概念がはらむ形而上学的思考の地図を描き出す。「主観ー客観」構造を排した「絶対的形式」は可能か?言語はいかにして「同一性」を実現あるいは回復しうるのか?-従来のロマン主義理解を根底から覆す『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』に、ヘルダーリン論、カント批判論ほかを加えて、初期ベンヤミンの思想世界を呈示するとともに、シュレーゲル「ゲーテの『マイスター』について」をも併録した、文庫版新訳。
少年が心惹かれる謎の女侠客。残酷な宿命を負って剣が閃く!「書剣恩仇録」の英雄たちも登場。絶好調の武侠冒険ロマン。
くまのプーさんといっしょにアルファベットをおぼえよう!ボタンをおすと、くまのプーさんの声でアルファベットと、その文字ではじまる単語がきこえてきます。効果音もいっぱい。