高畑勲・宮崎駿が敬愛するロシアのアニメーション作家の初の画文集。『話の話』『霧の中のハリネズミ』『キツネとウサギ』『アオサギとツル』そして未完の傑作『外套』収録。
後宮で陰謀をめぐらす皇太后の驚くべき正体!そして康煕帝暗殺を図る白衣の尼僧の意外な過去とは…。
本書は電気数学を学ぶ上で基本となる分野をほとんど含み、計算力向上のために数学の基礎から学び直したい方、電気計算に自信を付けたい方、国家試験をめざしたい方たちを対象に数学の基礎から学べるように編修したものである。
「楽しませてもらう」のではなく、「一緒に楽しく」していく。失敗しない男選びの法則。
本書は、自ら積極的に心のありようを変えることができるように、イメージトレーニングをはじめとするエクササイズを紹介している。
お嬢様学校の校長に殺人予告が!男性教師の完全排除を目指す教頭を筆頭に、生徒も含めた五十人の「魔女軍団」が牛耳る湊学園に派遣された菊地英治。校長の身を守りつつ、狂った学園にメスを入れようとするが…。
一年前の聖夜、サンタクロース姿の男が殺害された。元弁護士が出頭、公判が始まる。その法廷にガス弾が撃ちこまれ、被告が拉致された!捜査中、今度は「クリスマス・イブにサンタクロースがー」と110番にメッセージを残し、男が殺された。
キリスト教の迫害者だったパウロは旅の途中、突然神の光にうたれ、改心する。彼はあらゆる迫害をのりこえて、イエスの教えを世界に広めようとするがー。新約聖書の「使徒言行録」「パウロの手紙」がいま、壮烈な奇跡のドラマとしてよみがえる。
染色家・造形作家望月通陽の絵と文による待望の画文集。
古里はすてたもんじゃない。おやじ・おふくろがいる。先祖代々の墓もある。きれいな水や空気も生産しており、いのちのせんたくや自己実現の場にもなる。自分さがし、無添加生活、テーマ・ビレッジ、ついのすみか…ふるさとには夢がある。まち・むらづくり関係者やI・J・Uターン希望者などの必読書。
さまざまな変奏と変容を繰り返しながらも、著者のモチーフはいっそう明瞭になった。それを新たな歴史哲学あるいは文明論の試みと称しても、過言ではないだろう。「映像の終りから」に始まり、「消費論」でひとまず終結した批評の営為は、われわれを、ありえた過去とありうべき未来をともに孕んだ現在という未知の核心へといざない続けている。独創性と構想力を兼ね備えた円熟期の代表作、ここに完結。
志ん朝の真価は、何と言っても人間造形のたしかさにあった。照れ性の彼は、その高度に達成した表現を、華やかなルックスの蔭に隠したのだ。第四巻は珍妙な人物達がいきいきと描かれた「粗忽奇天烈」。「御慶」「百川」「大山詣り」「碁どろ」「真田小僧」「代脈」「堀の内」「野晒し」「小言幸兵衛」「妾馬」「化物使い」「四段目」「粗忽の使者」各話に編者による解説を付す。巻頭に口絵あり。
「芸はどこまでも磨かなければならぬが、その鍛錬と云う事に意味があるのであって、鍛錬すれば上達するとはきまっていない」「…若い人は何か一芸を身につける様にすすめ度い。芸道も学問の一つである。ただそれによって身を立てない限り道楽と呼ぶゆとりがある」(「道楽のすすめ」より)鳥飼、虫のこえ、琴、…道楽者の面目躍如たるアンソロジー。
犯罪人を島嶼に配流する刑を遠島または島流しという。遠島の歴史をたどるとともに、流人の悲恋、島抜け、赦免の悲喜劇など、絶海の孤島に流された流罪人たちの悔恨と怨嗟の叫びを、残された古記録をもとにつづる。
「船井幸雄のヒント」シリーズの著者が初めて書いた教育書。1997年、著者は毎年夏に訪れるアラスカのコディアック島で、親からはぐれた一頭の子熊、ロンリーと出会う。その子熊は、自力で鮭も獲れず、とてもその冬を生き抜けそうになかった…。アラスカのきびしい環境のなかで、はぐれ熊ロンリーがたくましく成長していく姿を6年間にわたって追い続けた、感動のフォト&エッセイ集。
満洲八旗の秘宝が隠された「四十二章経」をめぐり、明の遺臣、チベットのラマ僧、神龍教が、三つどもえの争奪戦。