小田和正がいまだ第一線のポップ・シンガーだということを知らしめる一作。声にはさらに迫力が増し、ラブ・ソングを歌うことへの覚悟も明快。揺らぎのなさでリスナーの心に迫る、直球勝負の全11曲。うち10曲がタイアップ曲。タイトルが最大の謎。★
1987年8月29日に行なわれた「TREES LINING A STREET」ツアーの有明コロシアム公演のライヴ映像が、ファン待望の初商品化。「I LOVE YOU」「卒業」などの代表曲を網羅した内容となっている。
86年からTVで放映された人気シリーズのサウンドトラック。本作は89年公開の第3弾作品のサントラ。作品世界にマッチしたクールなサウンドが楽しめる。
⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
86年からTVで放映された人気シリーズのサウンドトラック。本作は87年公開の第1作のサントラ。TVシリーズでもお馴染みの舘ひろしの「冷たい太陽」ほかを収録。
直木賞作家である村山由佳のベストセラー小説『おいしいコーヒーのいれ方』に登場する楽曲をコンピレーション。ベストセラーを音楽で味わうことができる、贅沢なひとときを約束する1枚。
「くまさんくまさん、ちゃいろいくまさん、なにみてるの?」。子どもたちの問いかけに、ページいっぱいの色あざやかな動物たちが答えます。つぎつぎにあらわれる動物や色をあてたり、問答あそびをしたり、英語をリズミカルに口ずさんだり…楽しみを幾重にも織りこんだ絵本です。「英語と日本語」2か国語でよめるエリック・カールの絵本。幼児から。
官能小説の醍醐味は、その独特の言語感覚にある。描くべきものが決まっているだけに、その表現の多彩さ、用語の多様さには目を瞠るものがある。本書は、2005年以前の数年間に発行された官能小説663冊の中から、官能小説に独特と思われる用語や表現をセレクトした用語辞典。約2300語を五十音順に整理し用例を示した、本邦初のユニークな辞典である。文庫化にあたり「絶頂表現」を付加。
男の子とおかあさんとおとうさんがおでかけしているあいだに、キッチンにこびとたちがやってきました。ショベルカーやクレーン車、ブルドーザーやミキサー車、はたらくくるまをたくさんつかって、こびとたちがつくったものは…?画面のすみずみまで楽しめる、楽しさいっぱいの絵本です。
ヴェーダ(Vedic)数学とは…古代インドの聖典から導いた魔法のような速算術のこと。時間のかかる計算も、インド式の計算術を使えば、あっという間に解けてしまいます。知れば知るほどオモシロイインド数学の世界へようこそ。
江戸の教育といえば、「寺子屋」「読み書き算用」だが、その内実はどのようなものであったのか。寺子屋では子ども一人一人に応じて、社会に出て困らないような、「一人前」になるためのテキスト(手習教本)が用意され、そうした文字教育は非文字の教育(しつけ・礼儀)と不可分のものだった。地域において教育を担ったのは、名望家の文人たちであり、そのネットワークが日本中に張りめぐらされ、教育レベルを下支えしていた。その驚くべき実像を、近世教育史の第一人者が掘り起こす。
哲学の文章は「誤読」の可能性に満ちている。すべてを人生や道徳の問題であるかのように曲解する「人生論的誤読」、思想的な知識によってわかった気になる「知識による予断」、「答え」を性急に求めすぎて「謎」を見失ってしまう「誤読」、そして新たな哲学の問いをひらく生産的な「誤読」…。本書は、大学入試(国語)に出題された野矢茂樹・永井均・中島義道・大森荘蔵の文章を精読する試みである。出題者・解説者・入不二自身・執筆者それぞれの「誤読」に焦点をあてながら、哲学の文章の読み方を明快に示す、ユニークな入門書。
生涯を古典落語に捧げ、“古典落語の名手”と言われた古今亭志ん朝が落語研究会に出演した際の映像。不世出の落語家・古今亭志ん朝をたっぷりと堪能できる22席を収録。「文七元結」「五人廻し」「二番煎じ」など。
独学で植物学を志し、のちに世界的な植物分類学者となった牧野富太郎が、伸びやかに綴った随筆。和漢洋の典籍を渉猟し、本草書を精査した著者が、その学識を背景に、植物の名の由来、その生態、日本人と植物の関わり方の歴史などを明快に説く。「馬鈴薯とジャガイモ」「キャベツと甘藍」「楓とモミジ」など身近な植物の分類にまつわる話から、「昔の草餅、今の草餅」「茶の銘玉露の由来」「中国の椿の字、日本の椿の字」「海藻ミルの食べ方」といった稀有な蘊蓄まで100題。挿絵多数。