14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。死んだ直後に目覚めると、そこには天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強い同級生・榊洋人の家に転がり込み、共に過ごすうちに、死んで初めて、自分の本当の想いに気づく。一方で、安音をいじめていたメンバーも次々謎の事故に巻き込まれー。これはひとりの少女の死から始まる、心震える命の物語。死んで初めて辿り着いた真実とはー。思いもよらない圧巻のラストに号泣!
「認識論」「存在論」「形而上学」「倫理」「神」「美」「数学」-現代の哲学はますます細分化され、各領域の概要を捉えることも、それら相互の関係をつかむことも容易ではない。しかし「哲学」の名に値するために不可欠なのは、その主張が反証を示したり、批判したりできるような論理に基づいていることだ。そうした議論の筋道の正しさを支えるのが、論理学である。本書は、論理学の基本的な考え方を一から説くとともに、そこで学んだ正しい推論の道具立てを用いて、哲学の諸問題を平明な筆致で解説する。多くの哲学徒に影響を与えた、他に類をみない入門書。
家族・親戚とともに水上バスに乗り込んだ花嫁の津田隆子は、船上から忽然と姿を消してしまった。定刻を過ぎても隆子は現れず、新婦不在のまま披露宴を行ったのだった。新郎の池沢英二と同じ絵画教室の縁で出席していた浅見雪江は唖然。息子の光彦に事件を調べるように依頼するが、何の手掛かりも発見できなかった。数日後、築地の掘割で女性の死体が発見される。それは隆子なのか!?
たべることがだいすきなくいしんぼうのしろくまは、「たべもののなかにはいってみたら、どんなかんじかな?」と、そうぞうしてみました。4〜5歳から。
8世紀末から11世紀にかけて西欧諸国を恐怖に陥れたヴァイキング。だが、彼らは単なる略奪者ではなかった。傭兵、商人として、あるいは政治的支配者として東西ヨーロッパの歴史に深く関与し、他方では農業を営み独自の法的社会を築いた。本書では北大西洋のヴァイキングに着目、サガを用いてその社会を再構成し歴史的存在としてのヴァイキングの実像に迫る。北欧初期社会史のパイオニアによる必読の1冊。
パズーとシータがわけあうパンと目玉焼き、ポニョの大すきなハム、節子が大切にしていたドロップ、ハウルがカルシファーの火でつくるベーコンエッグ…。スタジオジブリの長編アニメーション映画に登場するさまざな食べものをくわしく紹介する、新しい形のアニメ絵本です。
はるがきて めがさめて くまさん ぼんやり かんがえた さいているのは たんぽぽだが ええと ぼくは だれだっけ だれだっけ。自然に口ずさみたくなるまどさんのやさしい詩にましまさんが心を込めて絵を描きました。草木が芽吹く春のよろこび、こぐまの生きているうれしさが伝わってきます。
婚約者の母に結婚を反対されたり彼が元恋人と再会したりと、トラブルの火種はたくさん。しかしアンドレアの結婚式は大成功に終わる。“NYタイムズ”の記事にもなった。続いていた体調不良は妊娠したせいとわかり、嬉しい報せが重なる。“プランジ”の買収話だって喜ぶべきニュースのはず。あのミランダが上司になるのでさえなければ…。悩んだアンドレアが選んだ道とは?すべての女性に贈る最高にゴージャスな物語。
Instagramフォロワー13万人超、じわじわと広がる新世代のバイブル。厳選人気作品+書き下ろし作品収録。
冴えわたる批評精神。優雅で辛辣で洗練された洞察は、また普遍的な文明批評の顔をもつ。女性だからこそ、男性だからこそ、文学として味わえる現代語訳を付す。下巻は、第一二九段「無徳なる物」から第三二五段「物暗う成りて」までを収録。
大人のための、新訳。北村季吟の『枕草子春曙抄』本文に、文学として味わえる流麗な現代語訳を付す。上巻は、第一段「春は、曙」から第一二八段「恥づかしき物」までを収録。全二巻。
「個人情報」「ネットいじめ」に「成績」「炎上」…。インターネットには大人たちの心配のタネがいっぱい。だったら、そんな心配を吹っ飛ばす知恵を提案してあげよう!大人も黙って納得する、無敵の「ネットとのつき合い方」教えます。
零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まったー。感動の青春巨篇。
ここは、空に多くの島が漂う、空の世界。
神秘を奉る島ザンクティンゼルに暮らす少年・グランと一緒に暮らす相棒のビィは、
ある日、空から落ちてきた少女・ルリアと出会う。
ルリアは、この空の世界を強大な軍事力によって支配しようとする軍事国家・エルステ帝国から逃れてきたのだった。
グランとルリアは、帝国から逃れるため、
そしてグランの父が残した「星の島イスタルシアで待つ」という手紙を手に、壮大な空へと旅立つ。
<収録内容>
第3話「風の出会い」
第4話「操舵士の決意」
ここは、空に多くの島が漂う、空の世界。
神秘を奉る島ザンクティンゼルに暮らす少年・グランと一緒に暮らす相棒のビィは、
ある日、空から落ちてきた少女・ルリアと出会う。
ルリアは、この空の世界を強大な軍事力によって支配しようとする軍事国家・エルステ帝国から逃れてきたのだった。
グランとルリアは、帝国から逃れるため、
そしてグランの父が残した「星の島イスタルシアで待つ」という手紙を手に、壮大な空へと旅立つ。
<収録内容>
2話収録