旧譜CD化シリーズ。当時センセーショナルだった、フォーライフレコード設立後の第1弾アルバムだ。終わりそうで終わらないバンドブームに食傷気味の昨今。こんな日本語と情景を大切にしている作品が、かえって新鮮。自作の他に、泉谷しげるらの作品を収録。
60年代のボサ・ノヴァ運動の良心ともいえるエレンコ・レーベルのコンピレーション。質も量も文句ナシ。けっこうマニアックな面も見せながら、それを少しも感じさせないのがこのレーベルらしい。それにしてもこの時代のボサ・ノヴァって瑞々しい。
ピチカート・ファイヴの小西康陽をプロデューサーにむかえたハバナの問題作。クールでカッコいい日本語ラップものが多いんですわ。ちょっとクールすぎる気も…。(4)ぐらい野蛮な方がいいと思う。ライナーにのってるオブジェ(安斉ハジメ作)がカワイイね(ハート)
世は、まさにスピード時代。これはCDの収録可能時間ギリギリまで、ビクターの新旧アイドルを100曲分つめこんだムチャな企画もの。1曲平均47秒余りだから、ほんの一節で消えていくものもある。唐突なフェイドアウトがはかなくもオカしい。アハハハ。
マクロスの旧作キャラまで動員した、パーティ仕立てのオリジナル・ギャグ・ドラマ。声優の大量投入によるストーリーも楽しいが、何より傑作なのはマクロスのBGMやキャラクターを使用した「CM」。このバカバカしさだけでもこのCDの価値あり。爆笑必至。
主演した映画の主題歌からシングル曲、童謡からポピュラー・スタンダード曲、さらに彼女のピアノ演奏、歌と朗読によるイメージ・ドラマ……吉永小百合ヒストリー・ボックスといった構成の6枚組。実に素直な歌声は童謡などを歌うとぴったりくる。60年代という時代の青春映画のスターだった彼女には、この時代のイメージと一体化している。サユリストの愛蔵盤になるんだろうなー。