「イパネマの娘」初録音アーティストの1人で、ボサ・ノヴァひと筋に活躍してきたリベイロの92年作。選曲はボサノバ代表曲となっており、(3)はあのシャンソンでなくカバキーニョの名曲だ。リベイロのロマンティックなこのスイート・ボイスには熟れたコクがある。
クラシックの技法でポップスのメロディを弾くピアノ・アーティストの一人。ふっくらと柔らかい音色が素晴らしい人で、本CDに収められた作品では、ことさら彼女の母性的な音色が美しく響く。心の片隅に潜む歌をうまく取り出しているやさしい気持ちのピアノだ。
激動の戦後を引っ張り、紅白歌合戦のトリを多く務めた国民的歌手の金字塔、芸能生活60周年を記念する6枚組。日本の伝統を踏まえつつ、逆説的に国境を越えていく「東京五輪音頭」などのユニバーサルな歌はどうでしょう。スケールの大きさに酔いしれたい。
2003年にリリースした『Review』に続くアニソン・カヴァー・アルバム。岩崎良美の「タッチ」をはじめとする、80年代から現在までのアニソンの名曲をポップにカヴァー。ただアニソン中心の作曲家の作品が「檄!帝国華撃団」だけというのはちょっと残念。
ディスコ〜ファンクのヒット曲を元に、ジョークとダジャレの歌詞で綴られた、ダンス★マンのファンキー・ダンス・アルバム。ワウワウ・ギターに太いベース・ラインも本格的、なのに思わず吹き出してしまう。正に笑(ショー)ゲキのディスコだね!
80年代から作詞家として活躍、オリコンのトップ10に送り込んだ楽曲はなんと約50曲という森雪之丞のトリビュート・アルバム。ポルノグラフィティ、CHEMISTRYらが一堂に会した夢のコンピ。
初めて学ぶ人・旅行者必修!やさしい会話の基本をネイティブスピーカーが、日本語のあとでゆっくりと発音する親切収録。
ある晴れた日、少年と愛犬が、かえるをとりに出かけました。丘の下の池で、めざすかえるをみつけます。けっきょく、かえるをつかまえるのは失敗したけれど、少年と愛犬は、おりこうで愛すべきなかまをつくるという、明るくユーモラスなおはなし。マーサー・メイヤーの魅力あふれる絵は、文字なしで、少年の夏の冒険のふんいきをみごとに描ききっています。3歳から。
サザーランド全盛期の録音で、彼女の圧倒的なコロラトゥーラが最大の聴きもの。パヴァロッティの張りのある若々しい声も、このアルバムの価値を高めている。ボニングも、そうした歌手の美質をよく生かしている。
2002年に結成された女3男1バンドのミニ。オルタナなエモーション、メランコリックなナイーヴさ、そして飾らないキャラクターを思わせるポップ感を巧みにブレンド。凛とした佇まいと親しみやすさの間を行き交いながらコケティッシュなギター・サウンドを奏 でる。