人々の暮らしが育んだ、個性あふれる各地の味。意外な発見、素敵な体験がいっぱい、お料理名人が案内するちょっと異色な食文化。
今、エストロゲン補充療法が評判ー。読後にあなたの不安は解消されます。更年期のタイプ別に、この道25年の名医が効果的な治療法を教えてくれる画期的な本。
ゴンは、いたずらで、ちょっといじわるな、きつね。でも、ほんとうは、いいやつなんだ。ほら、そんな子、きみのともだちにもいるんじゃない?
ストレス“善玉”論の精神科医が語るわが身を守るストレス克服法。ストレスは生きがいと背中合わせ。
誰にでも「はじめの一歩」があるのです。そそっかしいけど、探究心は人一倍。魚の煮方から、たこ焼きの作り方、さぼりライスまで、カツ代さんが若き日に綴った抱腹絶倒の台所修業記。
あたし、村上明日香。高校3年生。すずきさんの出演したテレビ番組を見終わってからも、長いあいだ、誰も何もいわなかった。安田センセも志保さんも、もちろんあたしも。今、あたしたちを支配している感情は、悲しいでも、悔しいでも、辛いでもなく、ただ、わけもなく虚しく淋しいものだった。すずきさん、何故?何故、あなたは、そんなにまでするの?
しばらくデス。明日香でーす。あたしは無事、都立城南高校の2年生に進級しました。我が家は今、サイコー浮かれたっているの。何故なら、ママが退院してくることになったから。もう、姉妹たちは、大はしゃぎなの。でも……、あたしは、正直いってどうしても素直には喜べない。もしかしたら、病院側の最後の配慮かもしれないもの。ママの命のことを知っているのは、パパとあたしだけ。二人だけの秘密なんだ…。
あたし、村上明日香。高校2年生。ママが、ちょっとそこまでといった明るさで、天国へと旅立ってから、いろいろなことがあった。パパは松江に転勤することになり、三女の沙也香と四女の絵里香が、いっしょに行くことになったの。今日が、その出発の日…。パパたちを見送ってから、あたしは、克巳くんの好意にあまえて、いっはょに、誰もいない家に帰ってきたんだ。家に着いた時、あたしはいったの。「帰っちゃ…、いやだ…」って。
はじめまして…。あたしは、村上沙也香といいます。どうか、よろしくお願いします。あたし、何事もいつもスルリと通り抜けて、涼しい顔でいい子ぶってる自分がキライ。世界じゅうでいちばんキライ。あたしは、生まれ変わりたいの。だから、これから書こうとしていることは、そんなあたしの飛翔への物語なのです。どうか、応援してくださいね。
あたし、村上明日香。高校2年生。初めて応募した新人漫画賞で、審査委員奨励賞に選ばれたの。これはスゴイことに違ない。漠然とした遠い夢だった漫画家の世界に、ほんの一歩だけど確実に近づけたのだから。東京の2度目の大雪が降った日の、克巳くんの大学入試が行われた。克巳くんのことも、どうにか自分なりの決着をつけなければ…。このまんまじゃ、真紀にたいしても悪いような気分になってくるの。
あたし、村上明日香。高校3年生。転校してきた市川哲のところに、京都の住所の市川富美という人から手紙が来たという。市川富美…。あの人、三枝今日子が湯河原の温泉旅館で名のっていた名前。ただの偶然だろうか。だけど、あの人もまた、今京都にいる。高知県出身の市川哲。京都からの手紙。市川という同じ姓。これって、いったい、どういうことなの?
なぜネ日本は繁栄しているのだろう…?フランス女性物理学者の見た日本とは?経済、教育、科学技術…日本人と日本社会のソフトとハード。“ジャポニスム”の中身をユニークな視点から綴った、フランス人のニッポン体験記。
あたし、村上明日香。高校1年生。あたしの出生の秘密があばかれた、あの夜から、すべてが、思わぬ方向へと動いていく。中でも、末っ子の絵里香のことは、あたしばかりでなく、家族みんなの悩みの種なんだ。この夏休みも、絵里香は、一度家を出ると、何日も帰ってこないし…。あたしたち4人姉妹は、今、それぞれの思いを胸に抱いて、この長い夏休みを過ごしている。