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  • さようならこんにちは(8)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥394
    • 1990年04月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • あたし、村上明日香。高校2年生。ママが、ちょっとそこまでといった明るさで、天国へと旅立ってから、いろいろなことがあった。パパは松江に転勤することになり、三女の沙也香と四女の絵里香が、いっしょに行くことになったの。今日が、その出発の日…。パパたちを見送ってから、あたしは、克巳くんの好意にあまえて、いっはょに、誰もいない家に帰ってきたんだ。家に着いた時、あたしはいったの。「帰っちゃ…、いやだ…」って。
  • さようならこんにちは(1)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1989年08月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.0(1)
  • あたし、村上明日香。漫画家志望の、明るくボーイッシュな高校1年生。うちは、美人でしっかり者の亜矢香姉ちゃん、おとなしくてやさしい沙也香、ドライで口が達者な絵里香、そして、二女のあたしという、なんと、今どき珍しい四姉妹なんだ。そして、仕事で忙しいパパ、入院中のママという、ほとんど両親不在の家庭だけど、みんなで力を合わせて、なんとかやっていたの。そう、あの事件が、起こるまでは…。
  • さようならこんにちは(2)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1989年09月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。漫画家志望の、明るくボーイッシュな、高校1年生。パパは、仕事が忙しくて家にいないことが多いし、ママは入院中。でも、姉妹4人で、仲よくやっていたの。あの日までは…。そう。あたしが、殺人犯の娘で、みんなと血がつながってないことがわるまでは…。あたしの出生の秘密がわかってからというもの、姉妹の仲はバラバラになるし、あたし、これから、どうしたらいいんだろう…。
  • さようならこんにちは(3)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1989年10月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。高校1年生。あたしが、みんなとは血がつながってない殺人犯の娘だったとわかり、一時はバラバラになった姉妹の仲も、あたしの自殺未遂騒動を契機として、少しは落ち着きを取り戻したの。しかし、四女の絵里香の、あたしに対する憎しみはますます激しくなり、家にいることも少なくなってしまった。絵里香の、幼く、必死の抵抗は、あたしの胸を痛ませるんだ…。
  • さようならこんにちは(4)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1989年11月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。高校1年生。あたしの出生の秘密があばかれた、あの夜から、すべてが、思わぬ方向へと動いていく。中でも、末っ子の絵里香のことは、あたしばかりでなく、家族みんなの悩みの種なんだ。この夏休みも、絵里香は、一度家を出ると、何日も帰ってこないし…。あたしたち4人姉妹は、今、それぞれの思いを胸に抱いて、この長い夏休みを過ごしている。
  • パリよ、こんにちは
    • 赤羽建美
    • 角川書店
    • ¥416
    • 1989年11月
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • 土曜の午後。黄昏時。六本木の小さな喫茶店。あたしはショックを受けている。だって2年間もつきあった彼にふられちゃったんだもん。何の理由もなしに…なぜ?傷心のまま家に戻ったあたし。すでに午前2:00を過ぎている。あたしの手には留守中届いた一通の封筒。中には全然知らない中学の同窓会の案内で。封筒の宛名は間違っていない。どうしてかしら?あたし、この会に出席することに決める。だって何かが起りそう。でしょ!一通の手紙が事件の始まり。フツーの女の子が名探偵に大変身。今、一番新鮮で、とっても不思議な物語、おまたせの書下し。
  • さようならこんにちは(5)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1989年12月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 改めて、初めまして、デス。えーっと…、末っ子の絵里香です。明日香姉に、ずいぶんいじわるしたことは、本当に反省しています。ごめんなさい!!最近、あたしが、心密かに気にかけてる人がいるの。それは、アキラのこと…。えっ!?アキラって誰のことかって!?それは、ちょっと待ってね。少し、話がさかのぼってしまうけど、これから、じっくり話していくから…。
  • さようならこんにちは(6)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1990年01月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • しばらくデス。明日香でーす。あたしは無事、都立城南高校の2年生に進級しました。我が家は今、サイコー浮かれたっているの。何故なら、ママが退院してくることになったから。もう、姉妹たちは、大はしゃぎなの。でも……、あたしは、正直いってどうしても素直には喜べない。もしかしたら、病院側の最後の配慮かもしれないもの。ママの命のことを知っているのは、パパとあたしだけ。二人だけの秘密なんだ…。
  • さようならこんにちは(7)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1990年02月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。あたしが、安田センセのところでバイト中に、亜矢香姉ちゃんから、電話が入ったの。「ママが…、ママが…、大変なの!!」病院に着くと、亜矢香姉ちゃんと沙也香と絵里香が、そわそわしながら病室の前に立ち尽くしている。しばらくして、パパも到着した。ママは、「それじゃあ、ちょっといってくるわね」と、買い物にでも出かけるような気軽さでいって、集中治療室へと入っていったの…。
  • さようならこんにちは(9)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1990年05月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。高校2年生。パパの転勤で、沙也香と絵里香が松江に行って、あたしと亜矢香姉だけになってしまった我が家に、由紀さんがやってきてから、少しは活気がもどってきたみたいなんだ。学校では、このごろ、進路についての話が、もっぱらみんなの口をついて出るの。2学期も半分以上すぎて、そろそろ本格的に、進路について考えなければいけない時期だし…。あたしも、正直いって複雑な気分なの。
  • さようならこんにちは(10)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1990年06月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • はじめまして…。あたしは、村上沙也香といいます。どうか、よろしくお願いします。あたし、何事もいつもスルリと通り抜けて、涼しい顔でいい子ぶってる自分がキライ。世界じゅうでいちばんキライ。あたしは、生まれ変わりたいの。だから、これから書こうとしていることは、そんなあたしの飛翔への物語なのです。どうか、応援してくださいね。
  • さようならこんにちは(11)
    • 倉橋燿子
    • 講談社
    • ¥416
    • 1990年07月01日頃
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • あたし、村上明日香。高校2年生。年の暮れは、いつも何かとあわただしい。イブの日には、沙也香と絵里香が、松江から戻ってくるし、あたしも、新人漫画賞に応募する作品を、仕上げなければならない。こんなふうだから、コー丸のお父さんからあたしの本当の両親が起こした事件のことを聞くという計画は、正月過ぎになったんだ。いずれにしても、あたしは覚悟を決めたの。見えない過去に、怯えたくはない、と…。

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