都市のなかの「村」アーバンヴィレッジ代官山、人のつながりとゆるやかな“時の流れ”が育んだ街。
本書は、理工系大学生及び大学院初学年程度の方にメゾスコピック物理の面白さを紹介するために書き下ろされたものである。本書の目的とするところは、メゾスコピック物理がその中心に据えてきた様々な問題を巻全体として追いかけながら、これらの「教材」とも言える見事な実験結果や理論を紹介することである。
本書は数学の授業内容について相談する機会の多い人達の集まり:数学・基礎教育研究会による線形代数学の基礎的教科書です。学生諸君の学習経験が多様化しているので、テーマの選択と記述レベルの判断がむずかしいですが、予備知識をできるだけ仮定しないでまとめるように努力しました。
本書には、色鮮やかでセンスのよい壁面ポップを、短時間で、手間をかけずに造れるアイデアがいっぱいつまっています。
虫歯治療用の笑気ガスがもたらした、とんでもない幻想。朝から晩まで台所の床に寝そべり続けて、親を泣かせた中学生時代。はじめて明かされる、たよりなく取り柄もないが憎めない男・父ヒロシの半生…。日常のなかで出会うトホホな出来事や懐かしい思い出がつまった、爆笑エッセイ。ある生理現象について、真摯な議論が交わされる、三谷幸喜さんとの巻末お楽しみ対談つき。
測量法が改正され、平成14年4月1日から経緯度の測量の基準が従来の日本測地系から世界基準の世界測地系へ変更、施行された。本書は、今回の法改正を機に、望外の好評を博した前書「測量学」の内容を全般的に見直し、新たにGPS測量に関する記述を補強したり、GISの記述を追加するなど、新進気鋭の測量担当教員に執筆者として加わってもらい、大胆な刷新をはかったものである。
住居学は底辺の広い学問であり、家をつくる側、そこに住まう側、そしてそれを維持管理する側など多角的に学ばねばならない。本書ではこれらの多様な側面に対応すべく各章ごとに、あるいはさらに細分化し、それぞれの専門領域の執筆者が大勢参加している。そして今私達に必要なことは、住宅に関する詳細な知識を得ることではなく、住居に関する自分の基本的な考え方と判断力をもつことである。したがって本書から、全体を通して住居とは何かという執筆者達からのメッセージを組みとり、これからの住まいに正しい指針を与えられるような英知を養ってほしい。
ヤクザとおんなとヒッピー、パンチパーマ、ラブホテル、カラオケ、プロレス、フードル、口裂け女、情報化社会と犯罪…。今という時代に渦まく欲望社会の深層を読む。
地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく…ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語ーネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。