婚約者は双子の幼なじみだった!?強気な姉におっとり系の妹と、顔は同じで性格が真逆の双子少女たちに、押し入れ、お風呂場、果ては外でデート中にエッチな誘惑をされたりと、あの手この手で繰り広げられる花嫁の座争奪・子づくり合戦開幕。
家康には長い間、貼られてきたレッテルがある。曰く、暴君、腹黒、狡猾、強欲、そして頑固…。ホントにそうだったのか!?家康没後4百年を機に、その実像に迫る。そして、「家康的リーダーよ、今こそ出でよ」と説く。
戦乱の時代にはあやしい異能者が跋扈する。戦国時代に最も活躍した「連歌師」もその一種であった。彼らはただ和歌や連歌を詠んだり指導したりしていただけではない。諸国を廻り、武将間のメッセンジャーやネゴシエイターをつとめ、困窮する公家のサイドビジネスの口利きをするなど、「裏稼業」を通じ、戦国の世に欠かせない存在となっていった。芸能人という身分で戦乱の世を駆けめぐった連歌師。その行動と軌跡は、乱世の裏面をうかがわせる。
昼呑みの聖地・赤羽の老舗でお酒と鰻、祐天寺の人気店でもつ焼きとレモンサワー、荻窪の家族経営居酒屋ではビールで鱈豆腐をつつき、北千住の名店ではキンミヤ梅割りで煮込み、蔦の絡まる新宿一軒家酒場では濃いレモンハイがうまい!五〇年以上続く老舗の店には至福の時間が流れます。「酒とつまみ」創刊編集長と巡る酔いどれ酒場紀行。酒呑みの達人が案内する東京老舗酒場34軒。
「勉強のやり方」を教える塾・プラスティーの新メソッド!ゲームをするように勉強すれば、中学受験に勝てる!!子どもの学習タイプがわかるオリジナル・チェックリストつき。
常識外れの活躍を続けたせいで上級生徒ミコナからにらまれたロイド。どちらが優秀かを証明するためダンジョン調査で競いあうのだがーロイドの存在がカギとなり楽勝な初心者ダンジョンが一変。ドラゴンが出現する超危険モードに早変わり!そんな大混乱の最中、打倒ロイドに燃えるミコナに怪しい影が告げる。コンロン村を知る男ソウが示す禁じ手が彼女を変貌させていき…勇気と出会いを力に変えるまっすぐな少年の最強ファンタジー第4弾。
話すときちょうどいい距離ってあるよね。反対意見のときってだまっちゃうかも。気持ちって態度に出るなあ。言われてみてなるほど!意識しなかったコミュニケーションのなぞがわかる本。
くいしんぼうのたぬきは勝手にうさぎの家へ入って、おもちを食べました。悪いたぬきですよねえ。うさぎに怒られても当たり前です。でも、うさぎはたぬきを許しています。さて、この後はどうなるのでしょう?(1)たぬきは家へ帰って、お母さんに今日のことを話す。よそのおもちを食べるなんて、なんて悪い子でしょう。お母さんはたぬきのおしりをたたきます。「ごめんなさい!もうしません!」(2)たぬきは家へ帰って、台所でおもちを探す。もっと食べたい!でもおもちがなくて、おいもでがまん。(3)たぬきがお母さんに話すと、お母さんはあわててたぬきを連れて謝りに行く。でもたぬきは、お母さんがいなくてひとりぼっちかもしれない。それでおなかがすいて、悪いことをしたのかもしれない。かわいがっていた猫が死んでしょんぼりしてる私は、ちょっぴりそんなことも考えました。
あの日、ぼくは初めてあやめさんを食事に誘った。銀座の裏通りにある西洋料理店で「四月一日亭」という変わった名前のお店だった…。大正時代末期、日本が自由で穏やかだった時代。美味しい料理とともに、人々の悲喜こもごもが繰り広げられる。気鋭の作家が描く連作短編集。
いままでさまざまなものにばけてきたタヌキはふとおもった。「おれはまことにタヌキであろうか」そんなタヌキのまえにあらわれたカラスはなにごともないようにいった。「おまえはいまたまたまタヌキなだけだ」なんと…。おれはたまたまタヌキなのか…。
洛芦和高校で盗難事件が発生した。犯人は「下着男」の異名を持つ超凄腕の下着泥棒。被害の規模は下着数百枚。怒りに燃える朱浬の命令で、智春たちは犯人逮捕のために動き出す。そんな折、智春たちのクラスに金髪美少女の留学生がやってきた。彼女の名前はアニア・フォルチュナ。見た目は満十歳のお子様だが、実は天才少女というアニアに戸惑う智春たち。しかも彼女の正体は科学狂会が呼び寄せた「運喰らい」の悪魔、そして機巧魔神の秘密を知る者だった…。美人だけど、個性強すぎの女子達に囲まれて、智春の毎日はますますスリリングに!?三雲岳斗が贈るハイスクール・パンク!!只今、人気急上昇。
就活を頑張る陽野ななは、第一志望の会社に理不尽に落とされて、途方に暮れていた。そんな彼女を励ましてくれたのは、突然現れた金髪イケメンーではなく、彼が持っていたとんでもなくおいしいパンだった。人ならざるあやかしが作ったというそのパンに惚れ込んだなな。ところが、そのパン屋さんは潰れそうで…!?彼女は、ぶっきらぼうな鵺のパン職人・狂太と、カフェを担当する蠱惑的な妖狐の宗司が営む、あやかしパン屋さんを手伝うことにー。
「捨てられたものを拾うのは泥棒ではない」と嘯き、女装をして女子トイレに侵入し、捨てられた生理用ナプキンを盗む百枝菊人。女装がバレたら心の性別をたてに被害者ぶろうと思っていたところ、同じ学校の明石睦美に目撃される。彼女は百枝が自分と同じく、性別に違和感を抱いていると思い急速に接近してきた。無理解と偏見がマイノリティを利用し、共感と愛情が暴力を肯定する…。表題作「赤泥棒」に加え、文藝賞最終候補に選ばれた「青辛く笑えよ」、「普通」を唾棄する高校生が才能の塊と出会い自我を崩壊させる「奇食のダボハゼ」をおさめた短編集。
某大手出版社が「早期退職優遇措置」を発表した。片や超高額な退職金、片や基本給カット。辞める者と残る者の溝は日に日に深まるばかり。辞めると決めた“たぬきち”(45歳・男・営業職)は、退職までの2ヶ月間をブログで実況してゆくが、たちまち超人気ブログとなり様々な意見が寄せられる。話題は混迷する出版業界にまで及び、コメント欄は大々白熱!!後輩からの痛烈な名指し批判、父親から届いた手紙、初めてのハローワークーそして迎えた退職の日。明日は我が身!?ありそうでなかったリストラリアルドラマ。