本書は、主として看護婦(士)、助産婦、保健婦、薬剤師、臨床検査技師、細胞検査士、放射線技師、理学療法士、作業療法士などのメディカル分理を志す方達に、病理学のあらまし、エッセンスを理解していただくことを主眼として編まれたものである。第3版では、総論・各論を通じて内容をup-to-dateに改め、また図や写真をよりわかりやすいものに改変または追加して理解しやすいように努めた。また、口絵として重要な疾患のカラー写真を収載し、また付録に主な染色法についての解説を新たに設け、さらに略語一覧も充実させた。
自分の身体は自分で衛る!健康、長寿を自分のものにするには、他人任せにせず、自分で衛る。病気を追い払い元気を獲得する。今こそ「防衛気力」を身につけ本当の幸福を勝ち取る時がきた。
「部門史」としてではなく、全体性を持つものとして確立しつつある女性史の「いま」について、最新で具体的な叙述で描き出す。
老人を、労い人(ねぎらいじん)、労い人と書いているうちに、感極まって「感謝人」となりました。第1部では、如何に感謝人が元気の仕組みをもっているかを認識し、ほんの少し気を付けることで、一生涯、青春の日々であることを思い切り自負してください。第2部では、不運にも遭遇した病に対して、食医同源の考え方を最大限にあてがいました。
本書は、一連の教育改革が進行する中で、いち早く新しい教育の在り方を指向して「横断的・総合的な学習」に取り組んだ学校の記録をドキュメント風にまとめたものである。教育現場での初期の混乱期から一定の取り組みに至るまでを第15期中央教育審議会第1次答申、教育課程審議会答申、新学習指導要領告示へと移り行くプロセスに合わせて構成し、オリジナルな総合的な学習の時間の創出に向けての歩み史的になっている。
本書は「地域発NPO活動の実践書」である。「クオリティ・オブ・ライフ」の時代の主役が、行政でも企業でもなく、地域発NPOだということを教えてくれる。本書はまた、「新しい経営の実践書」でもある。フラットでフレキシブルな組織、アウトソーシングとIT活用など、ごく自然に実践して見せてくれる。著者の人間愛に貫かれた、清々しい書として推薦したい。
初恋の二人がたどる波瀾万丈の人間ドラマ。夫・黒岩重吾と歩いたそれぞれの道。作家の妻が書いた、小説のような自伝的エッセイ。
日本で、ステンシルという言葉をよく耳にするようになったのは、平成に入った1990年ごろからで、まだ新しいようです。日本流にいえば「型抜き版画」とでもいえるでしょう。ルーツは「合羽摺り」にあります。耐水性の強い油紙(渋紙)を型紙として用いたのが始まりです。1枚の型紙を作れば、年賀状や暑中見舞いなど何枚もの同じはがきを出すのに、たいへん手軽で便利です。本書では、絵手紙図案を中心に描きましたが、家庭の身近な小物などに、自分好みのオリジナルデザインを入れて利用するなど、趣味としても楽しく暮らしに役だてられるものです。