外国人の患者が急増中の日本、医療現場において医師・患者・通訳者間のコミュニケーションのあり方が問われているー。不足しがちな医学的知識に重点をおいたこの一冊が今、外国人医療に携わるすべての人に必読。
オリジナルな哲学は、どんな土壌から、何を糧として生え出たのか。アイデアの幅と奥行きを露わにする哲学の日常。「呟き」に宿る、思考の発見と創出。
すべての学びは「問い」から始まる。問いを創るだけで学習への自我関与が生まれ、子どもの知的好奇心と探究心が高まる。導入・ルール確認、不思議のタネの提示、問いを創る、問いを絞る、問いを使う、まとめ(ふりかえり)。子どもの言葉で問いを創る授業の6ステップ。
確かに住宅設計は楽しい、でも住宅設計で生きることは難しい。そのような引き裂かれた状態が住宅作家を目指す人にはつきものです。この引き裂かれた状態に対し答えるべく、住宅作家としてどうにか歩み始めることができた若い建築家と、それなりの経験を積んだ建築家がこの本を書きました。
もう四半世紀も、黙々と自分の音楽をつくりつづける友部正人と、矢野誠が作曲と編曲を担当したコラボレート作。矢野のカラフルなサウンドと、友部の自分色ただ一が溶け合った“うた”中心の音楽は、説得力が強い。友部ファンにも友部嫌いにもおススメ。
「日曜はダメよ」におけるポップス歌手と紛うばかりの洗練されたセンスに感嘆する。オペラ歌手が時として陥る仰々しさとは無縁の感覚だ。一方「あなたの大きな翼を広げなさい」など透明な高音が伸びていき、コロラトゥーラの女王ならではの美声が堪能できる。
授業の中での子どものつぶやきやかすかな戸惑いを見逃さず、子どもの声に耳を傾けることから教師の創造的な活動は生まれます。この基本をふまえなければ、個々の子どもに応じ、子どもを生かす教育は成立しません。本書は地道な研究成果をふまえ、その手だてを示しました。