幼年期から今日までの、食べものにまつわる思い出を、時代小説の名手が自在に語る。生地・東京はもとより、仙台、伊豆、高松、湯布院など日本各地、さらにはフランス、ベルギー、インドネシアにまで筆を延ばし、各地の香りと味、人との出会いを、歴史余話も混じえつつ巧みに描く。ますます冴える池波節。
1ページで何回も笑えます。主役は愉快な子供たち。「子供のまんまでいてほしい」としみじみ感じさせる本。毎日新聞「はないちもんめ」に好評連載中。
本書は英語をやり直したい人のための月刊誌ACTIVE ENGLISH(弊社刊行)に連載中の記事、「起きてから寝るまで表現」をもとに作られています。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の著者の膨大な闘病の記録。
日本の空手少女も、レギュラーになって、ますます充実の、マガーク少年探偵団。だけど今回は、のろいでよみがえったミイラが相手とは…ね!第15回日本翻訳出版文化賞受賞。
授業の中での子どものつぶやきやかすかな戸惑いを見逃さず、子どもの声に耳を傾けることから教師の創造的な活動は生まれます。この基本をふまえなければ、個々の子どもに応じ、子どもを生かす教育は成立しません。本書は地道な研究成果をふまえ、その手だてを示しました。
中世の音楽、現代の音楽を論じ、音楽の行方をおもう。芸術音楽と民衆音楽、特に両者のかかわり、音楽の評価の問題、音言語の特性に言及。音楽の文明批評。
中学校の保健室の教師が健康管理のみならず、いじめ、非行、性の悩み、受験戦争など様々な問題に直面した大人と子どもの中間人のつぶやきに、自分で生きる大切さを真剣勝負で答えた22話を収録。影を背負い、揺れうごく中学生の思いを生き生きと表現した書。
美幸症候群のはじまりだーッ!寅さん映画のマドンナになりたがっている人、世間知らずの人、ひねくれている人、お人よしの人、ミーハーの人、目覚めの悪い人に捧げちゃいます!