1945年8月9日に長崎が受けた核の悲劇を二度とおこしてはいけない、という被爆者の痛切な叫び。平和を希求するすべての人に、ぜひ立ち止まって見て、聞いてほしい、平和の原点。
本書は著者の、貧苦の中での勤労物語、山稼ぎ物語、己が人生はこの道を歩むに如かずとして励んだ物語、従軍記、悲恋物語と夫婦の衝突、選挙に負けて馘首後の難行苦行の物語、政争絡みの受難記等々、赤裸々の体験記で、それはそのまま地域歴史の一環としての価値がある。
編集部のネットで取材した日本印刷新聞社発行の営業マン実務誌「PRINT ZOOM」の巻頭文「つぶやき」で好評だったものと、追補取材したナマの声をまとめた一冊。
居酒屋で、電車の中で、児童・生徒の中で、姉さん女房を前にして、等々…。天衣無縫、自由奔放、縦横無尽に日常生活で思ったこと感じたことなどを素直に表現した、俳句でもない短歌でもない、一風変わった読めばよむほど味が出る句集。
「鉄」は国家なり。これは激動の時代を生き抜いた製鉄所の「職工」たちの、もうひとつの物語である。舞台は、「八幡製鉄所」という日本近代の黎明期を支えた企業である。本書は、伝統と近代のはざまで生きた「職工」たちの伝承を土台に、近代人の精神のなりたちを追究した、画期的産業社会論である。
JA(農業協同組合)に勤務して33年、常に“生活の場”に密着し生きてきた著者が、農業の衰退を切り口に、日本の荒廃した現状に鋭い警笛を鳴らし、来たるべき明るい未来のために提言する。
賢い父母と先生のためのもう一つのベストセラー教科書!私の出会った中学生2万人の本音とゆらぎ。
中国人社会に身を置き、同世代の中国人を友とし、金崎賢、今井昭慶等日本人の知遇を受けた満州時代。“日本人”として生まれながら、戦後“在日”として日本国と闘いつづけねばならなかった朝鮮人・宋斗会。2002年に87歳で、その過烈なる生涯を閉じた著者の遺稿を出版。満州の真実を語る貴重な史料。
クルマの楽しさや魅力を少年の頃の熱い視線で語り尽くす!古今東西の名車を織り込んだエッセイ集。
大企業NECの一半導体販売部門がマイコントレーニングキットを世に出し、パソコンへと発展させていった。社内ベンチャーのチームリーダーとしてNECパソコン事業を立ち上げた渡辺和也の人生観、ビジネス観を、その生い立ちから職場における折々の回想を交え綴る。
河川の“望まれる姿”を求めて、総合的な研究がついにスタート。