ヨーヨー・マ(vc)、マーク・オコーナー(vn)、エドガー・メイヤー(cb)という3人の天才プレーヤーが集って奏でる、アメリカン・ミュージック第2弾。5月には来日公演の予定も。
2003年末の再結成ライヴのCD化。タイトル通り15曲中12曲がヒット曲だが、hiroの声が艶っぽいことや、上原多香子が(10)のトミフェブ作品を歌うことで、新たな魅力を発見できる。でも、(12)の手のジェスチャーが頭に浮かび出すと、やっぱり映像も観たい。
デッカ時代のエラの、47年から55年録音の曲が収録されている。年齢的に考えれば脂の乗ってきた時期といえよう。スロー・バラードが多いが、エラの上手さを堪能できる選曲だ。まだ凄みのようなものは出てきていないが、若い艶やかな歌を味わえる。
昭和を代表する芸者歌手、市丸による端唄・小唄が堪能できる。その有無を言わさぬ美声は、懐かしくも新鮮にも響く。DISC2には、柳家三亀松の漫談や、都家かつ江、日本橋きみ栄の都々逸が収録されている。
琉球民謡のテイストとロックをミックスさせた、変わり種のサウンドがインディーズ時代から絶大な支持を得てきた。骨太ながら柔らかさも兼ね備えた歌声が印象的な、迫力のライヴ・アルバムだ。