のほほんと成長してきたお嬢さんを奈落の底に突き落とした「ブス」の一言。上京し、ブスを克服した後も、地震かと思うほどの勢いで貧乏揺すりをする上司、知らぬ間に胸毛を生やす弟、整形手術を勧める母などなど、妙な人々の勝手気ままな言動に翻弄される毎日。変で愛しい人たちに囲まれ、涙と笑いの仁義なきお嬢さんのタタカイは今日も続く。
背骨・骨盤の歪みを正し、バランスを回復させれば体の中から元気になる!カイロプラクティックなどの手技の粋を集めた加藤式バランス回復療法を見て分かる豊富な写真入りで解説。家庭でできるゴムバンド療法、骨格によい健康法も併載。
現在の学校を現代の思春期を育てる場所として何が問題か改めて見直し、私たちがもちたい視点や発想、磨きたいセンスや技量を考えあい、さまざまな学校や教師の“再生の試み”を紹介する。
病院に行っても「どこも悪くない」「原因はわからない」といわれたことはありませんか?どんな病気にも原因はあります。ただ、病院では見つけられなかっただけです。その原因とは何でしょう。骨のゆがみと噛み合わせです。独自に開発した画期的な矯正法(クラニウム・リリース)で今までに苦しんだ慢性病・現代病とサヨナラします。
青年海外協力隊員の途上国体験は、新しい日本人をつくっていた。日本流でない生き方を知った協力隊卒業生の10のドラマ。
寅さんとインテリの因縁は深い。妻を亡くし、一人暮らしとなった博の父(志村喬)と意気投合し(『寅次郎恋歌』)、寅の幼馴染みに恋する東大助教授(米倉斉加年)を助け(『寅次郎夢枕』)、変わり者の考古学教授(小林桂樹)とマドンナを争いつつも、共にふられ友情を結ぶ(『葛飾立志篇』)。傑作三本立て。
えらい兄貴にはなれなかったがよき伯父さんであった寅さんがたった一人の甥、満男の恋のために奮闘努力する四作品(『ぼくの伯父さん』『寅次郎の休日』『寅次郎の告白』『寅次郎の青春』)を収録する青春編。
世間は厳しく、男の目は残酷だ。それでも元気に生きています。哀しくも愛おしい、お嬢さんによる超爆笑エッセイ集。
著者が、第一作の『男はつらいよ』に出会ったのは二十八年前のこと。それ以来、寅さんと山田洋次監督に「銀幕」を通じて声援を送りつづけ、折々に、寅さんを論じてきた。そして、今回、全四十八作の完全版が仕上がった。数ある寅さん論の最長評論である。寅さん映画を、小津安二郎以来の日本映画の「家族」を描く伝統のなかで位置づける。
旅先で知り合った小説家の娘歌子(吉永小百合)への寅さんの慕情を描く『柴又慕情』、数年後、夫と死別し津和野の図書館で働く彼女と再会し、その再出発を願って寅さんと「とらや」の人々が活躍する『寅次郎恋やつれ』の二作品に小学校時代の悪友デベソの妹で画家のりつ子(岸恵子)との友情と恋を描く『私の寅さん』を併録。
仕事に追われ、無理を重ねる。疲れても体に鞭打って頑張り続ける。ふと気がつくと、情熱を失い、消耗し、何をするのもおっくうになっている…そんな「燃えつき人間」予備軍に、あなたはなっていないだろうか。-本書は、頑張り過ぎて消耗してしまう人の心理を分析し、自由で楽しい人生を送るには何が必要かを説き明かす。報われない努力から解放される自己救済の書。
しつけの悪い嫁、無責任な嫁、価値観・流儀の違う嫁、気配り・思いやりのたりない嫁…と、嫁姑の間柄は今も昔も、ややこしい。本書は全国のお姑さんのお嫁さんに対する不平不満八十例、大層満足十一例を一挙に公開。読み進めていくうちに、家事評論家である著者のアドバイスに目からウロコが落ちる。これからお嫁さんになる貴女も必見の内容。
マル暴刑事のひとりごと。ネオンに生きる都会派刑事の生活と意見。
この世には、つらいことが多すぎる。私立探偵として独立したものの、相変わらず借金におびえ、妻には頭があがらない。そのうえ、陪審義務まで命じられたのだ。わたしはしぶしぶ裁判所に出向いたが、そこで同じ陪審員候補の美人女優と知りあった。が、喜ぶのは早かった。まさか彼女が、わたしに殺人事件の容疑者となる運命をもたらすなんて…次々と待ち受けるつらい試練に耐え、ひかえめ探偵が事件解決に奔走する第六作。
元気を出して。早く笑顔がみたいから-たそがれているお友だちにあなたからのプレゼント。