ウゥン、ウゥン、バスは、うなりごえをあげながら、どんぐり山へむかって、はしります。ゆうたは、まどガラスにかおをくっつけて、そとを見ました。すすきが、かぜにゆれています。山が、ぐんぐんちかづいてきました。
どんぐりくんたちがくりひろげる、1月から12月までの遊びや行事を楽しみながら、各場面にでてくる名詞をあてっこしていく絵本です。
五月と健太の恋の物語。親友の結婚披露宴で知り合った健太は「女は家を守れ」という古い女性観の持ち主。市役所の広報部でエネルギッシュに働く五月にはそんな健太が許せない…。五月と健太の奇妙なほのぼのラブ・ストーリー。
そう、どんちゃんには、なんにも“夢”がなかった。「…はあ〜っ」どんちゃんの一日は、空っぽの心から吐き出される、大きなため息から始まる。それから、一日中、お家でゴロゴロしたり、ブラブラ散歩をするだけの、モヤモヤした毎日。
「おじぞうさまのあたまをなでるとよいことがあるよ」おばあちゃんにいわれたとおり、アキオはおじぞうさまのあたまをなでました。すると、なにやらうたがきこえてきます。どんぐりどらやのどらやきづくり…。さあさあ、なにがはじまるのでしょう。
ちいさなどんぐりが大きな木になる不思議を写真で紹介。
あのツノヤマネコがかえってきた!村いちばんのかねもちのむすめ、あにーちゃんをおそった。「だれか、たすけて!」その声を聞くと、みずうみから、ようせいがあらわれた。「おいらは、どんぐりっとだ!」ついに、どんぐりっとと、ツノヤマネコのたたかいがはじまった。しかし、ツノヤマネコは、パワーアップしていた。直木賞作家・志茂田景樹の読み聞かせ童話。「どんぐりっと」2。
おかしやの少女・まりーちゃんは、今夜も、おそろしい夢をみました。そして、さらにおそろしいことには、目がさめても、へやには、夢からでてきたまものがいるのです。とがったつのをはやした、大きな大きなやまねこ、つのやまねこです。「どんぐりっと、たすけて!」まりーちゃんは、どんぐりっとにたすけをもとめました。すると、ふしぎなことがおこりました…。この本は、直木賞作家・志茂田景樹が、こどもたちにはじめて書き下ろした童話です。