ぼくの名まえは小星ひかる。となりのおじさんはトレジャーハンターの山串団五郎さん。トレジャーハンターって、たからさがしをする人のこと。でも、たからの山はそんなにないから、たのまれればゆくえ不明の名画さがしや冬の山にあらわれるまぼろしのやまねこもさがす。山串さんは穴をほるのは天才的だけれどなぞをとくのはにがてで、ぼくはこわがりだけどなぞときはとくい。ふたりいっしょなら最強コンビだ。小学生から。
樹形から芽生えまで日本で観察できるどんぐりの全種を精密に描く。実と葉が実物と同じ大きさなので検索しやすい。小学中級から一般向。
賢治の生前に刊行された唯一の童話集『注文の多い料理店』の巻頭をかざる、この作品には、差別を超越し、平等を求める賢治の思想の一環が、ストレートに提示されています。山猫から裁判の手助けをたのまれた一郎が、山の奥の草地で、どんぐりたちのもめごとを解決するー幻想的な作品世界を、猫をえがきつづけてきた高野玲子が、銅版画の技法を組み合わせて、イメージ豊かに絵本化。大人の絵本。
たったひとつのドングリが、木にそだち、その木にトリがすをつくり、おちたたねからはながさく。この絵本は、美しいイラストと簡潔なことばで命のめぐりを、やさしくえがきだしました。森の小道をたどると、木や花やタネ、そして動物がたがいの命を、みごとにささえあっているのを知ることができるでしょう。ドングリこそ、すべての植物とすべての動物の命をつなぐもとになるのです。
いつきは、かあちゃんがあんでくれたカーディガンにつけるボタンを買いにひいらぎ屋へ。ところが…。里山でくらす人間と、動物と、神さんのお話。小学校中・高学年向。
ある土曜日の夕方、一郎のところにとどいた「おかしなはがき」。はたして、いちばんえらいどんぐりは、だれなのか?山猫裁判長からたのまれて、一郎が思いついた判決とは?ユーモアにつつまれた、メッセージの深さに思わずしんとする…。賢治の生前に、ただ一冊出版された童話集『注文の多い料理店』の冒頭をかざった傑作。
ああ、わたし、まちにいきたいなー!するとコブタはまちにいました。だって“どんぐり”をのんだから…まほうのどんぐりとコブタのめっちゃゆかいなお話。
子どもたちの大好きな人気曲と、季節を楽しめる歌をたくさん集めました。お歌10曲。効果音10音。全曲カラオケ付。
旅するエッセイストは、ボマルツォに向かう。そこでどんぐりを拾う。田中小実昌の呉の実家では小鳥の巣だ。行く先々で何かを拾う人でもある。川崎長太郎が眠る寺では、やさしい住職と出会う。記憶のお土産だ。人と本の世界を旅する珠玉のエッセイ集、ここに誕生!本を手にする喜びがふくらんでくる。読書の楽しさが心にしみてくる。
いくみは1年生。はるとは2年生。かわきた小学校にかよっています。きょうはだいち先生といっしょに秋をさがしにいく日です。秋になると、見かけるどんぐり。食べられるのかな?いくみやはるとといっしょにどんぐりクッキーを作っておいしく食べましょう。巻末の「川小生活新聞」では“どんぐりクイズ”が楽しめます。
「ボルネオで世界最大のドングリを拾う」長年の夢を叶え学校に戻った僕を、同僚や生徒からのたくさんの質問が待っていた。ドングリって何?「ドングリの木」があるの?果実なの、種子なの?ドングリについている帽子みたいなやつって何?なぜドングリからは虫が出てくるんだろう?生物教師が拾いながら、食べながら考えた「ドングリの謎」。楽しいイラスト多数。