人間の身体的、感情的、知的発達の大半は乳幼児期に確定する。この時期の母親の対応が決定的に大切だ。赤ちゃんの世話に「遊びのプログラム」という新しい基本的要素を導入して驚異的成果を挙げたプロジェクトの提案。
嫁・姑・舅ー。日頃、互いに何かと不満があっても、心の中では、いざというときお互い一番頼りたい人ではありませんか?どんなつき合い方があるか、またどんな改善策があるかー。嫁・姑、その家族、これから結婚するすべての人に読んでほしい本。
人びとの生活はいかにも貧しくつつましい。しかし、表情は明るくおおらかだし、のびのびと「生きている」感じがするから不思議だ。高度経済成長以前の失われた生活文化。
不仲だった息子を殺され、父親として何もしてやれなかったことを悔む弁護士ライアンに意外な依頼が舞い込んだ。殺害容疑者である息子の妻ジェニファから弁護してくれと頼まれたのだ。彼女は無実を主張していたが、事件の直前に息子と口論しており、有罪であることはまず問違いない。だが、ジェニファが息子の赤ん坊を宿していることを知ったライアンは、わが子を殺したかもしれない女の弁護を引き受けることを決意する。
昭和38-39年に独文で発表され、書名のみ知られながら、ほとんどだれも本格的に取りくみ、論じようとしなかった民俗学=民族学の画期的論著の完訳。猟師および山稼ぎ人の山の神、古栽培民(焼畑農耕民)の山の神、農耕民の山の神の文化層をはじめて析出し、「山の神」信仰の汎世界的な資料を紹介しながら位置づけた幻の名著。
世界が注目。初の全ヨーロッパ史ついに完成。12か国の歴史家が4年の歳月をかけて共同討議・執筆。特定の主義・思想や、強者の利益などを一切排除した、初の共通教科書。
時代劇ではわからない、教科書には載ってない、おもしろ“江戸王国”大追跡。
そっと母を思うとき、心の支えとなる本。自分のなかに閉じこめていた喪失の傷、母のいない人生を、女性たちがはじめて語った。全米ベストセラーの話題書。
従来元素別の総説や、各研究者の総合論文は多いが、本書ではこのような型ではなく、一般的に金属の特性を活かして新しい選択的有機合成反応または触媒反応を開拓してゆくために、何が鍵か、その普遍的な原理とコンセプトを述べるようにつとめている。
生き残った機長が明かす衝撃の真実。事故の真相はかく隠蔽された。ハイテクシステムの予期せぬ欠陥と巨大企業と国家の黒い思惑-。名パイロットが綴る孤独な闘い。
恵・16歳・夏。2度と来ない「今」を瞬間パック。輝くビキニと笑顔をキミにプレゼント。
人間を透徹した眼で捉える著者が、敬愛してやまぬ経済学者。静かでエキサイティング、会うたびに新鮮なその人柄を描き、考え方を紹介する。
棺桶ごと死体が消えた。危機と憂鬱を道連れに詐欺商法のからくりを暴こうとした私は、封印したはずの自らの暗い過去を繙く羽目になる。ハードボイルド小説の大収穫。
東京屈指の進学校ー秀麗学院高校にトップ入学してきたのは、天涯孤独の不破涼だった。涼は私生児で生まれ、そのたった一人の母親も、五年前に他界しており、今は、学院には極秘で、夜の高級クラブで生活を支える身の上だ。そんな涼を追いかけるようにして秀麗に入学してきたのは、同じ小・中学校出身の桜井悠里だった。涼は、自分の素性を何もかも知っている悠里を疎ましく思うが、次第に、その素直で優しい心に動かされてゆく。