ノーベル賞受賞のローレンツ博士が身辺の動物達とたわむれ語り合いながら、彼らの行動を深い洞察力とユーモラスな筆致で描いた世界的名著。
“例外的がん患者たち〈ECaP〉”とは、がん、エイズ等の難病に冒されながらも、生きる意志と望みを失わず前向きに自己治療にとり組む治療グループのことである。これを米国で主宰するのが著者、バーニー・シーゲル博士。医者と患者という垣根を取り払い、斬新な療法と仁愛の心で患者の持つ自己治癒力を喚起する。現代医学に見放され、死の淵に立たされた患者たちが、家族や治療スタッフとの共感に満ちたふれ合いのうちに〈生きる〉ことの真の意味に目覚め、奇跡的生還者へと変貌する姿を通して本来あるべき医療像を呈示し、生命の尊厳とは何かを読者に問いかける。
こぶたちゃんのうちでは、おとうさんもおかあさんも、こぶたちゃんも、たくさんたべます。野菜もたまごもお魚も、たくさんたくさん!だからみーんな、コロコロふとって、げんきなげんきなげんきぶた。
高校生、早苗の部屋をのぞいた母親が目にしたのは、髪をふり乱し、めまぐるしいスピードで、机といわず壁といわず、ぶつかり飛びまわっている娘の異様な姿であった。以来時々、早苗は常識では考えられないふしぎな振舞いを示しはじめる。いったい早苗の身に何が起こったのか!?思い余った母親は、昔の恋人、大山教授に相談を持ちかけた。そんなはずはない…だが、もしかしたら-大山の脳裏に、現代物理学をひっくり返す奇想天外な事件の真相が、浮かんできた…。
本書は、日本の代表的な第一線の行政機関を取り上げ、その日常活動を権力論の観点から検討する政治学研究である。本書は、学校、警察、福祉事務所、保健所、病院、公共職業安定所、税務署など市民生活に最も密接に接するいわゆる第一線職員の日常活動を通して、その権力と支配の構造を分析する。
「新しい思想史学」の旗手として欧米の思想界に巨大なインパクトを与えたスキナー。専門の政治思想史を超えて、哲学・文学・社会学など人文・社会科学を横断しながら既存の理論へのアンチテーゼとして提示された彼の思想史学は、さまざまな分野で波紋をまきおこした。新しい思想史をめざすその理論的核心を明確にし、彼をとりまくさまざまな批判に応える。
センスは服を買うときだけ必要なものじゃない。立派にセイシュンするのにも、すぐれたセンスは欠かせないーというわけで、学校では教えてくれない学問論、愛情論、教養論、常識論を開講する。独断と毒舌パロディに満ちた饒舌エッセイ集。
吉本ばなな、糸井重里、太宰治からミニマリズム、文章読本、競馬新聞まで、ただしい文学の傾向と対策を軽重軽重の文体で展開する現代文学評論集。
しろくまくんにはどんなこえがきこえるのかな?フラミンゴさんにはどんなこえがきこえるのかな?みんながわくわくするようなどうぶつたちがつぎつぎとでてきます。そして、あなたがページをめくるたびにほら、にぎやかななきごえもきこえてきますよ。さあ、みんなでどうぶつごっこをしてあそびましょう。
湾岸戦争は、「正義」と「正義」がぶつかりあっておこった。いま世界では、双方が「正義」をかかげた紛争が数多くおこっている。何が「正義」で、「正義」の実現のためにはどうすればいいのか。「正義」について考える。
月曜から日曜までの毎日の食べものをうたった、アメリカのわらべ唄です。カールさん独特のあざやかな色彩で描かれた動物たちが、色いろな食べ物といっしょに登場します。巻末には楽譜もついて、みんなでうたえる楽しい絵本となりました。
日本国、経営者、ヒラの人たち、地方の人々、そして資本主義経済へ…。貿易摩擦、長期不況、国際貢献の不評など、次々押し寄せる難局に、つい“泣きごと”がでてしまう皆様に贈る、辛口処方箋。
熱中できることをみつけてやってみたい。毎日をもっと楽しく過ごしたい。世の中とつながっている自分を実感したい…そんなあなたに無限の可能性を与えてくれます。自信を持ってやりたいことが始められる本。
純金をおとりにした「まがい商法」に、大阪商人は「ほんまに倍になるんやったら、その金を買う金を先ず貸してくれへんか。倍になったら、その借金をあんたに返済して、残った儲け分は山分けしたらええがな」と対応する。この逞しさを生む大阪商人の商売感覚・金銭感覚の歴史と知恵を育んだ大阪の土壌を平易に説く好著。
ディズニー映画から『美少女戦士セーラームーン』、全米で大ヒット『パワーレンジャー』まで。マルチメディア時代のビジネスを検証する。
2才〜4才むき。