低学年では、変化にともなった反復に興味関心が集まる。「桃太郎」でも、犬、猿、きじが順次あらわれ同じことをくり返して筋が発展していく。事柄のくり返して表裏一体となって、それを支え、際立たせているのがことばの繰り返しのおもしろさである。勤労の尊さとか、協力の必要性を強調するあまり、文章表現をあいまいに扱っては本末転倒といわなければならない。どの教材でも同じことがいえる。本書に取り上げた教材は現場になじみ深いものが多い。それらの教材で「なに」を「どう」学習させたかの記録を集めたものである。
大増税批判の決定版。日本共産党経済政策委員会が最新の資料を駆使して徹底解明する!
日本文学の全体像と可能性を追求!民主主義文学とはなにかを明確にしつつ、現代文学の問題を広く論じた最近の文芸評論を収録。「南の風」などの評価をめぐる論争を通じて、作家・作品論のあり方を深め第二の反動攻勢下の文学の全体像にせまる。
この本は旧著「葦かびの萌えいずるごとく」と同じく、著者の塾で出している「あしかび」に載せた青少年への人生談話の中から若い人やお母さん方に読んでもらいたいものを幾つか選んで編集したものです。
ハシカに1度かかると2度とかからない。免疫ができたからだという。一方、インフルエンザの予防注射をしたのにかかってしまったという人もいる。ハシカとインフルエンザとはどこがちがうのか?細菌やウイルスのような微生物からガンにいたるまで、居心地のよい私達のからだを侵そうとする無数の異物を処理し、健康を維持するからだの巧妙なしくみを解明してみよう。
見えにくいこの現代を確信をもって生きぬいてゆくために、世界観と哲学、唯物論と観念論のちがい、ヘーゲル哲学の特徴など、哲学者と青年が『フォイエルバッハ論』を読みながら語りあう入門書。
物があふれている時代。いったい豊かさってなんだろう。著者の生き方とともに考える。
アメリカとECの対日批難、歯止めを失った円高-日本をめぐる内外状勢は風雲急を告げている。これに対して政治は、場当り的政策、対症療法を繰り返してきたにすぎず、回避できたはずの犠牲が国民に強いられている。本書は、一連の事態を「政治的意味空間」概念を鍵に分析し、現在の試練を克服し将来のための国民的合意と戦略を確立するための政治の条件を考察する。
なぜ、ネコは…するのか?これだけ知っていれば、ネコと本当の友達になれる。
今日では、ストレスに強くなることが、現代をたくましく生きぬくうえでの基本的な条件となっている。その秘訣は、心身両面でのストレスをコントロールする中枢である脳の働きについての、最新の情報を身につけていることである。本書はこの方面の研究のエキスパートとしてつとに有名な著者が、ストレスと脳の働きについての最近の実験結果をもとに、ストレスのセルフコントロールのポイントを平易に解説している。
JAL123便は-なぜ御巣鷹へ飛んだのか?飛行機を愛する著者が、迷走30分の“謎”を追う。