深夜アニメとしては驚異の高視聴率をたたき出した『墓場鬼太郎』のサントラ。作編曲は4期の『ゲゲゲの鬼太郎』の音楽を担当していた和田薫。『墓場』ファンを自称するだけに妖気にあふれる佳曲揃い。ゲスト・キャラを演じた中川翔子の挿入歌「snow tears」「君にメロロン」も収録。
「木管と弦がきれいに踊らなきゃ!」と言いたいかのように日フィルが好演。大げさな表現はどこにもないのに、音楽が生き生きして細やかな表情がとてもチャーミングなのだ。さすが劇場で鍛えた西本智実の棒さばき。愉しくて全曲をいっきに聴いてしまった。
バレエ上演はバレエ団の数だけさまざまな版があるといわれる。この盤は実際に熊川が振付けした舞台を音楽的に再現したもの。オリジナルの曲順とはかなりの変更があるほか、テンポ設定や表現なども“身体表現”にフィットした演奏が展開しているのが聴きもの。
城野賢一・清子の監修・振付による城野ダンス全国講習会用の教材アルバム。ロシア民話をやさしいミュージカルにした「石の花」やツバメとともに天国へ昇る「幸福の王子」など3作品を収録。
人気絵本の映画版サントラ盤。主題歌である、語りも担当しているコトリンゴとジャッキーによるデュエット・ソングや、ピアノのインストなど、物語の世界をより豊かにしてくれるナンバーが揃っている。