15万人のアフリカキャンプ難民が砂漠を超えてドイツへ向かって歩き出した!なんと50キロの行列を作って。テレビ史上最大のライブ・ドラマと化した大事件。世界の視聴者を巻き込み、ドイツ政府を恐怖に陥れ、国境封鎖か開放かに揺れる巨大スケールの小説。
CIAやFBI、軍関係者にも指導している心理学者が編み出した、対人スキルの決定版!本書のアプローチは、どんな戦略をとれば、人の心を開かせ、話をさせることができるのかについての科学的な調査に基づくものである。その正解は、ラポール。
ミーナはネズミ。じぶんだけのちいさな世界にいます。なにも目にはいりません。ところがある日へんなものが…。
戦争で片脚を失い竹細工職人として寡黙に生きた父。美しいが土地の言葉を話さず、よそよそしかった母。いじめられた少年時代の孤独な日々の思い出。そして反権力を叫んだ紛争世代の決定的な裏切りの記憶。弱者としての自分を切り捨て、外資系企業の有望な管理職を務めるまでに十分な生き方を手に入れていた納屋増夫が、大学医学部のスターと謳われる旧知の男と再会した時、その華やかな転身と裏切りは許しがたいものとして映った…。
ニューベリー賞を受賞した前作『フリスビーおばさんと家ねずみ』の刊行から15年。父ロバート・C・オブライエンの遺稿を、娘ジェイン・レズリー・コンリーが引き継いで完成させた、「ニムの家ねずみ」シリーズ第2弾。自分たちの巣が水の下に。ダム建設を計画する人間に挑む家ねずみたちは、コンピューターを利用することに…。小学校高学年からおとな向き。
『悪魔のほくろ』に続く、ドイツ・ヨーロッパに広く流布する「現代伝説」のアンソロジー、第二弾。旧東ドイツ市民にまつわる不信や不安を物語るうわさ、笑いや恐怖をさそうセックスに関する話、身の毛もよだつような残酷なホラーなど、より今日に即し、読者からの反響も収集して、解読した。
81年リリースの同名LPをもとにCD用に編集し直されたもの。声そのものの力がいかに強靭で重厚なものか。改めて考えさせられるということではCD化の果たした役割は非常に大きい1枚。できれば月夜の晩に山の上でぶつかってみたい深さと重さ。感嘆。