一晩で人っ子ひとりいなくなった大名屋敷。もしや天狗にさらわれたー!?物見高い江戸っ子たちの間で「鼠」の噂は一瀉千里。世にもふしぎな事件の真相はーひたすらに子を思う親の真心、帰ってこない夫を待つ妻の純情…誠を守り抜こうと葛藤する心善き人びとを描く。
性についてネズミ等の研究からわかったことをもとに、人間を含めた動物の性についてわかりやすく解説。
母性についてネズミ等の研究からわかったことをもとに、人間を含めた動物の母性についてわかりやすく解説。
サムは、図書館に住むねずみです。子どもの調べものコーナーのうしろの、小さな穴のなかで暮らしています。サムは、本を読むのが大好き。ある日、自分でも本を書いて図書館の棚に並べてみたら、みんなから大絶賛!でも誰もサムにあったことがありません。ところが、ある日トムという男の子が、サムの正体に気付いてしまいました。二人は一緒に絵本をつくることになりましたが、もしみんなが、サムのことを知ってしまったらどうなるでしょう…トムはサムの秘密をまもれるのでしょうか?本づくりのたのしさと、友情のたいせつさを生き生きとえがくダニエル・カークの人気絵本シリーズの続編。
姑息、卑怯、下劣、守銭奴、変態、悪魔…どんな罵倒もこの男の前では褒め言葉に過ぎない。信じられるのはカネと自分だけ。そのためには実父・源治の息の根を止め、姉すら見殺しにした。溝鼠と呼ばれる男の名は鷹場英一。そんな英一の命を狙う男が現れた。腹違いの弟・慎吾だ。源治の仇を討つため、慎吾は英一をハメる。英一は強力な助っ人を呼んで対抗。慎吾も切り札を繰り出す。四転五転する二人の形勢。最終ページで生き残ったのは!?-。
サムは、図書館に住むねずみです。ある晩サムはサラというねずみと友達になりました。サラは本を読むよりも本物の探検をするのが大好きなねずみです。そんなサラと違ってサムはとても恐がりでした。サムは探検をするよりも、調べものをしたり、本を書いたりする方が好きなのです。サムはサラと一緒に探検することができるのでしょうか?そしてその先には何がまっているのでしょう…?『としょかんねずみ』シリーズの第三巻にあたるこの本では、本を読んだり、書いたりすることの楽しさだけでなく、実際に探検することの素晴らしさが描かれています。
絶滅した恐竜には巨大なものがいた。現在の世界でも巨大なクジラや樹木がある。一方、肉眼では見えない小さな生物もたくさん存在する。生物の大きさは多様であり、どの生物にとっても重要な特徴となっている。では、生物の体の大きさはどのようにして決まるのか。全容は複雑で未解明な部分が多いものの、その仕組みが少しずつわかってきた。本書では、現在までに明らかになった大きさ決定の遺伝子レベルの話から、ペットや農作物などの大きさを自由に変えるような応用的な話まで、わかりやすく解説する。
サムは図書館に住む、本が大好きなねずみ。ある日サムは友達の冒険ねずみのサラと一緒に、真夜中の博物館へ行くことに。サム達を待ち受けるのはたくさんの美術品、標本、そして…。人気シリーズ四作目は、図書館を飛び出して博物館へ!サムとサラの新しい冒険。
「縁談があったの」「お前に?」「違うわよ!千草さんによ」鼠小僧次郎吉の妹、小袖がもたらした報せは、微妙な関係にある女医・千草と、さる大名の子息との縁談で…。恋、謎、剣劇ー胸躍る物語の千両箱が今開く!
フェリエのくにへ、ようこそ!どこかにある、ふしぎな国・フェリエのなかまたちがくりひろげる、楽しいおはなし。大人気の童話シリーズが、ついに絵本に!よみきかせ:4歳から、ひとりよみ:6歳から。
サムとサラは図書館にすむねずみです。サムはしらべものコーナーの自分の家が大好きなのに、なんと図書館で改修工事が始まってしまいました。さあ、大変!サムとサラの大事な家はどうなってしまうのでしょうか。シリーズ最終巻。
妹、小袖と“地獄”で湯治。人気役者と若い妻に出会い事件が。(「鼠、地獄を巡る」)。幼い娘を残し、貧乏長屋で腹を切った浪人。驚くべきその理由とは。(「鼠、腹切り長屋を覗く」)。そば屋の女房に頼まれ同行した山奥の村。不穏な空気が充ち満ちて。(「鼠、山道に迷う」)。大名屋敷で男女の逢引き。男が斬られる場に居合わせた「鼠」だが。(「鼠、今宵は月明り」)。大店の旦那が女と心中?見つけた娘に災難が降り懸かる。(「鼠、戸を開ける」)。目が不自由ながらも腕の立つ姉とその妹。同じ男に惚れてはいるが。(「鼠、闇に数える」)。
許嫁・お里の借金を返すため盗みに入り、所払にあった次郎吉。真人間に戻ろうと決意し四年ぶりに江戸に帰るも、職にはつけず、お里から祝言の予定を告げられる。相手は金儲けのためなら殺しも厭わない呉服屋の呉兵衛。生活に困窮し呉兵衛への恨みも募らせていた次郎吉は、町の仁医・七兵衛の裏稼業を手伝うことに。それをスキャンダル命の瓦版師・亀蔵に嗅ぎつけられ、さらに、お里の真の思惑も明らかになってきて…。
ある日、自分のハリが大嫌いで、ほかのどうぶつたちとうまくつきあえないハリネズミが、誰かを家に招待しようと思いたつ。さっそく手紙を書きはじめるが、もしも○○が訪ねてきたら、と想像すると、とたんに不安に襲われて、手紙を送る勇気が出ない。クマがきたら?ヒキガエルがきたら?ゾウがきたら?フクロウがきたら?-さまざまなどうぶつたちのオソロシイ訪問が、孤独なハリネズミの頭のなかで繰り広げられる。笑いながら、身につまされながら、やがて祈りながら読んでいくと、とうとうさいごに…。オランダでもっとも敬愛される作家による、臆病で気むずかしいあなたのための物語。