動物たちと人間の、長くて奥深い交流の歴史を抜きにして“世界”は語れない。カメ好きの少年が外交官になって50年、ユーモアに満ちた多彩なエピソードをちりばめてつづる、国際人のための博物誌。
むかし、じいさまに3人のむすこがあった。上のふたりはりこうだったが、末むすこはなにをやらせてもどじばかり。それでぼろばかりきせていた。あるとき、3人のむすこによめさがしをいいつけた。末むすこは足のむくままあるくうち、森のなかの小屋についた。その小屋に1ぴきのねずみがいて、「わたしを、あなたのおよめさんにしてください」といった。あまりかわいいので、ついウンといったのだが…。霧と湖の国カレリアの〈男性版シンデレラ物語〉5歳から。
だれにも気づかれずに人間の子どもたちと同じ授業を受けて、字が読めるようになった、ねずみのフローラ。本から得た知識を生かして、さまざまな危険をくぐりぬけ…。人間と隣り合わせに生きる、ねずみたちを描いたユーモアのある動物ファンタジー。小学校中・上級向き。
おもちゃのオートバイをきっかけに、泊まり客の少年キースと友達になった、古いホテルの壁穴に住む子ねずみラルフ。ある日、熱をだして苦しむキースのために、薬をさがしだすラルフの冒険がはじまった。少年との交流をとおして、成長していくラルフの姿を描く、友情物語。小学校中・上級向き。
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。産経児童出版文化賞美術賞受賞。
小さいってどんなこと?みじかなことからものの本質にせまります。やさしくユーモラスな「科学絵本」。
むかし、じさとばさがいて、まいあさごせんぞさまにお水をあげておった。ちょろちょろっ…ねずみにもらったふくべっこ、そのなかはねずみのごてんで…ふしぎなみんわ絵本。
タイガー・ウッズと丸山茂樹はなぜ、親友であり、ライバルであるのか。その知られざる二人の関係、そしてタイガーの本当の強さの秘密について、ここに書き記す。
今、大人気のウサギ&げっ歯類の飼育方法をわかりやすく解説した本格的実用書。写真・イラストを多用し、楽しめる。
引っ越したばかりの家にまよいこんできた小さなドブネズミ。と思っていたら、それは絶滅したはずのまぼろしのネズミだった!そして、おとなたちの暴走がはじまった。小学上級から。第41回講談社児童文学新人賞受賞作。
のねずみのミグスさん一家は、巣にまよいこんできたこねこを、そだてることにしました。こねこのミッキーは、じぶんがねこだということを、ぜんぜんしらずに、おにいちゃんねずみたちとなかよくチュウチュウいいながら、大きくなっていきました。でもある日、ミッキーは、にんげんの子どもたちに、すがたをみられてしまいました。「こねこだ!」子どもたちは、こねことなかよくなろうと、ミルクのおさらをじゅんびして…?「しろいうさぎとくろいうさぎ」のガース・ウィリアムズが描く、表情ゆたかなこねことねずみたちが魅力的な絵本。5歳から。