今は人間が地球を征服しているけれど、次にはネズミがとってかわるかもしれない。いやそれがゴキブリでもいいのだ、人間が今地球上に大発生しているのは、人間が特別な動物だからではない。大発生も絶滅もすべての動物に起こりうることなのだ。人間もネズミも、個体として互いに競争し維持されていく「種」、「種」とはいったい何なのだろうか。
太陽や風といったスケールの大きなものと小さなねずみとの対比のおもしろさ、奇想天外なお話の展開に、読者はぐいぐい引き込まれていきます。やがて、ぐるりめぐりめぐって、やっぱり理想のおむこさんはねずみだったという結末に、子どもたちはほっとひと安心。いつの時代も、子どもたちの心をとらえてしまうお話です。
公園には、おいしいえさがいっぱいあるけど、そこに行くのは、ハリネズミにとって、命がけ。車にひかれたり、「ハネリズミ」になっちゃったり。ハネリズミ。そう、ハネリズミになったマックスくんのお話の、はじまり、はじまり。
やねうら部屋の人形の家にすむ、ゆかいなネズミ一家のお話。とうさん、かあさん、三びきの子どもたち、それに、とちの実のミソッカスがくりひろげる楽しく心あたたまるものがたり。
ぜんまいヒコーキにのったネズミの大冒険。
森のネズミたちのはじめてのケーキづくり。ゆめとよろこびがいっぱい。小さな小さな森のヒメネズミがかつやくするたのしくってワクワクするケーキづくりのお話。「クルミは水あめで煮るのよ。」「クッキーの型ぬきは、ぼくがする。」「クリームぬるのは、まかしといて。」森のネズミちゃんと、山荘の女の子がつくる、それはそれは、たのしいはじめてのケーキづくり。力をあわせてつくるって、とってもステキなことだね。
読んであげるなら3才から。じぶんで読むなら小学校初級むき。
ぼく、空をとぶんだ!空をとんで、旅をして、あたらしい家をさがすんだ!ひとりぼっちの家ネズミの大きな夢と冒険の物語。
家族そろって読んでね。はりねずみ一家のこころあたたまるお話。コンサートを開くことになったチクチクたちは、まい日、もう練習。そして、夏の星空のもと、楽しいメロディーが森にひびきわたると…。3歳から。
「ああ、おなかがすいた…むにゃ…」ミニー・マラコフは、ふうとうのふとんの中で、耳をかき、ねがえりをうちました。ミニーは、地下鉄のトンネルにすんでいるはつかねずみの女の子。「ちゃんと晩ごはんをたべたから、ほんとにおなかがぺこぺこってわけじゃないんだけど…なんかおいしいものがたべたい…」目をつぶったまま、ミニーは鼻をひくひく。すると、ゆめの中にりんごがぽっかりとあらわれました。ミニーが、きのう、地下鉄の駅のホームの下でひろったりんごです。
森の中の小さな家にすむ、のねずみ一家のすえっこチロと、おにいちゃん、おねえちゃんの、たのしいおはなしがいっぱい
親しみの深い外国や日本の名作や昔話を劇あそびの脚本にしてみました。幼稚園、保育園の3、4、5、6歳児が理解し、演じ、楽しめるようにつとめながら、言葉、場面展開、テーマの設定をいたしました。舞台がわかる、演出のヒント満載。
本書では、最新の経済理論までを、数式を一切使わずに、経済学の知識がなくてもわかるように説明している。東アジアの通貨危機や、ヘッジ・ファンドLTCMの倒産といった、近年、世界で起こったスリルに満ちた出来事の「謎」を解くために、理論は「鍵」の役目をするのである。グローバル化した現代経済の「脆弱性」はどこにあるのか、というパズルを解いていく過程で、読者には、ジェット・コースターに乗ったようなスリルが味わえる。
親友同士の博紀と稔だったが、お互いに重大な秘密を抱えていた。稔は警視庁指名手配の『怪盗六十九号』を父に持ちそっちを本業としていること。博紀の方は…、稔に恋するあまり正体不明の謎の男として彼を強姦(!)してしまったこと。ある日、稔は父親に難攻不落の警備システムを誇る美術館から、展示中の日記帳を盗んでこいといわれ、博紀に相談を持ちかけるが…。悩める青少年の性春を描いたミステリーラブ。
ラットとは、知的でかわいいネズミのなかま。ヨーロッパでは、ペットとしても人気があります。この本は、ドイツの田舎で150匹ものラットと生活を共にし、わが子同様の愛情をそそいできた女性による、心あたたまる感動的な観察記録です。ほほえましい恋愛、必死の巣造り、厳粛な出産、すさまじい重労働の育児、手におえない子供たちのいたずら…。元気に走りまわるラットたちの愉快なふるまい。