4才からおとなまで。
やねの上で、まい晩ねずみがさわぐので、犬の夫婦はぜんぜんねむれません。もうふらふら。なんとかしなくちゃ。そこで「ねこを求む」と新聞広告をだしました。ところが、やってきたねこときたら…。ペアレンツ・チョイス賞受賞、アメリカ図書館協会選定年間優秀作品。
チャイコフスキーのバレエで有名な「くるみ割り人形」の知られざる原作が、今、新しい訳でよみがえる。こっけいで不気味、気が良くて残酷、美しくて醜悪、エレガントでうさんくさいーホフマンの描き出す世界を見事に体現した表題作のほか、幻想味あふれる「見知らぬ子ども」「大晦日の夜の冒険」を併録した、待望のメルヘン集成。
サーカスの見せものだった白いふくろうは、鳥かごのなかでくらしていたので、自分がとるべきことも空のひろさもしらなかった。ある日ふくろうは売られて大きなお城へいき、一匹の小さなねずみと出あう…。自由と冒険への夢とあこがれを、詩情あふれるイラストで描く。大人までたのしめるおしゃれな絵本。
石のねずみ、ストーン・マウスは、海辺のマリアおばさんの家でくらしています。夏休み、家族でやってきたエリーと、マウスはすぐになかよくなりました。でも、兄のテッドは、なぜかマウスをいじめるのです。海に投げこんだり、土にうめてしまったり…マウスは思いますーこのまま、石ころにもどるのはいやだ、生きていたい!と。気鋭の児童文学作家、ニモが贈る幼年文学。イギリス・カーネギー賞次席作品。
戦いがはじまった。ああ、侍たちがせまってくる!あずかり子(人質)のひめさまの命があぶない!-けなげなひめさまの、自分でもびっくりするようなすごい冒険が、ここからはじまる。日本のファンタジーの第一人者が、綿密に編みあげた物語の世界を、たっぷり味わってください。読書の楽しさが、ここにあります。
古くから伝えられているもの、新しく考えられたもの、おりがみにもいろいろあります。ねずみくんといっしょに楽しく折ってみましょう。かわいい動物、きれいな花、たのしいのりものなど、簡単に折れるものを集めました。おうちの方もお子さんといっしょにおりがみに挑戦してみませんか。
森のネズミのおんがく会のステージは、女の子の山荘のベランダです。さいしょのプログラムは、子ネズミたちの合唱。つづいて、あまえんぼときかんぼの、マスカラの演奏。おしゃれは、いちばん好きな歌“雪の花びら”。女の子も、たて笛をーたのしく、かわった、夢いっぱいのおんがく会。
ミステリー研究会部長の八島博紀は人知れず苦しんでいた。友人で片思いの神崎稔に対し、本人には絶対バレてはいけない秘密を持っているからだ。秘密その1、稔の正体(…指名手配怪盗『六十九号』の息子で稔自身も現役泥棒)を知っていること。その2、自分がどさくさまぎれに稔をゴーカンした男であること…。秋月こお最新作、学園ミステリーラブ。
ある夜、ベランダで星の観察をしていた達郎の目の前に、とつぜん、宇宙船があらわれた。乗っていたドルオーテと名のる異星人(宇宙人というのは古いのだ)は、はつかねずみを1ぴき、用意してほしい、というのだった…。異星人と少年の友情を、ユーモアたっぷりにえがいた、ちょっぴりおかしなSF物語。小学中級から。
ロミュアルドはとしょしつの小さなねずみ穴でくらす、こねずみです。ある日こっそり穴からぬけだして“本”と出会い、物語の楽しさを知りました。ところがそこにねこのチベールがあらわれて…。
原子炉に代表される暴走するテクノロジーの発展は止めようがないのか。私たちはいかなる技術的世界を創造しようというのか。著者は技術に絶対の信頼を置く「技術的夢遊病」からの脱却を求め、技術文明のあり方についてはさまざまな選択肢があることを問いかけ、その選択決定のための「技術の政治哲学」の構築をはかろうとする。といっても、著者はいわゆる自然論者の立場ではない。技術と人間の未来をめぐる二十世紀のさまざまな思想・思想家たち、運動や流行を批判的に検証し、技術を論じる際によく使われる「利害得失」「効果・効率」「自然」「リスク」などの概念に、重大な落とし穴が潜んでいることを解き明かす。
本書は、過去問題を考慮し、午前、午後各75、合計150テーマを抽出し、1テーマを見開き2頁とした。各テーマの左側は、基本的理解、知識の重要な部分と、記憶すべき事項のポイントを示した部分とで構成し、右側は、そのテーマの内容に照らして選択した演習問題とその解説、および一つのものごとに対して関連するいろいろな言葉を連想できるようにとの考え方より選んだキーワードで構成した。演習問題は、問題の難易度がわかるようにランク付けをした。関連するテーマをグループにまとめて一つの章とし、そのグループの基本理解のための概要を記した。