僕は天上で暮らす“朗読鼠”。地上の作家が三人称で小説を書く時に、第三の声となってサポートするのが仕事だ。ある日、担当する作家の船山鉄夫君が、突然、予定を変更して一人称小説を書き始めてしまい…。笑いと哀しみをくぐりぬける小さな冒険を描いた表題作他二編を収録。この世ならぬ不思議な喜びを届ける、三つの始まりの物語。
あかちゃんも絵本がだいすき!ぞうちゃんシリーズ。0・1・2さい。
若夫婦の山荘に、大雪をついて五人の泊り客、そして一人の刑事がやってきた。折しも、ラジオからは凄惨な殺人事件のニュースが流れはじめる。やがて、不気味なほどの緊張感がたかまり、舞台は暗転した!マザー・グースのしらべにのって展開する、スリリングな罠。演劇史上類をみないロングランを誇るミステリ劇。
ひとりぼっちで生きてきたモナ。大嵐の夜、オオカミにおわれているうちに、見たこともない巨木にたどりつきました。巨木の幹についていた秘密のドアをあけると…そこは、世界でいちばんすてきな場所でした!欧米で話題のファンタジー、シリーズ第一弾です。
クリスマスイヴの日、フリッツとマリーのきょうだいは、不思議なドロッセルマイヤーおじさんからのプレゼントを心待ちにしていました。たくさんのおもちゃの中に、マリーはクルミわりを見つけます……夢と現実が入りまじって紡ぎ出されるドイツの幻想的な物語。小学5・6年以上。
魔法がらみの大事件が発生原因はなんと1本の歯???ジェスとフランクのきょうだいが始めた“仕返し有限会社”。だれかの仕返しを代行しておこづかいを稼ぐつもりが、来るのは妙なお客ばかり。そのうえ「歯を1本とってこい」という依頼がきっかけで、魔女らしき人物とトラブルに!ファンタジイの女王が若き日に、初めて子ども向けに書いた愉快な作品。
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
顕在意識・無意識・潜在意識。3つの意識の奥底に隠されてもうひとつの意識ー超意識。アメリカ成功哲学で研究されていた、望みのものを手にする力は、この超意識の引き出し方だったー。あなたの力を200%にする超意識とは。
町人の味方、「鼠小僧次郎吉」参上!昔も今も変わらない、人の心の機微とやさしさ、そして業の深さー。江戸庶民の心模様を細やかに描き出した、著者初の時代小説。
3つ目の宝石を求めて旅をつづけるリーフ、バルダ、ジャスミン。迷いこんだチュルナイという街で、3人は、赤い服の男たちにとらえられてしまった。その街には、ある秘密があったのだ…。
日本で唯一アルバニア語を操る言語学者が、鎖国で知られるアルバニアと45ヵ国の間に起きた珍エピソード、こぼれ話をひたすら集めた結果、謎の国のベールを剥がした。
むいねむいねずみ、大ピンチ?子どもから大人まで大人気、佐々木マキのロングセラーシリーズ。ねずみがたびをしていたよ。いちにちあるいてくたびれた。どこかでぐっすりねむりたい。すると、ふるいちいさなこやがあった。
時代を二百年先取りした思想家フーリエ。パリの栄光と悲惨を描きつくした小説家バルザック。二人の天才を軸に、パリジャンたちの悪夢のような地下世界巡りがはじまったー。人類と鼠のエコロジカルな共棲が19世紀のパリ地下で実現!!奇想天外なストーリー。
ハリネズミってどんな動物?飼ったらどんな暮らしが待っている?飼育方法から愛らしい写真までまるごと1冊ハリネズミの本。
ねずみくんとねみちゃんがあるいていると、うさぎさんとかめさんにであいました。ふたりはうんどうかいでかけっこをするそうです。「かてっこないよ」とこまっているかめさんでしたが、ねみちゃんがいいことをおもいついて…。
すしがだいすきな6にんぐみの「すしねずみ」。おすしやさんにしのびこみ、すしのネタをぬすもうとしますが…。なにをやってもうまくいかない、ねずみたちのたのしいおはなし。