ねずみくんがねみちゃんに、つぎつぎなぞなぞをだしていきます。だけど、ほんとうにねずみくんがいいたかったのは…みんなもいっしょにかんがえてね。
スマートなカマキリ探偵と食いしんぼうのバッタ博士は名コンビ。ある日、サーカスの花形、チョウのジュリアナ嬢がショーのさいちゅうに消えた。調査に乗りだしたふたりを待っていたのは血も凍る真実。しかも犯人の魔の手が迫ってきた!「消えたチョウの怪事件」ほか「首なし怪物の怪事件」など全五篇。
伝説の幽霊船、フライング・ダッチマン号。遠い昔に沈没したこの船は、乗組員の亡霊を乗せたまま、何百年もさまよいつづけているという。この船に少年と犬が乗っていた。助けあってつらい航海を乗りこえていくが、沈みかけた船から嵐の海へと投げだされてしまう。それが、ふたりの冒険の始まりだった。
ばあさまはついこのあいだじいさまをなくしたばかり。あるひぼうさんがやってきたので、「どうぞひとつ、じいさまにおきょうをあげてくだされ」しかしこのぼうさん、おきょうなんかぜんぜんしらない、にせもののぼうさんでした。
内気なエリザベスとしっかりもののタラ・スターは、性格は正反対だが大親友。ところがタラが引っ越してしまい、ふたりは手紙を交わすことに。学校のこと、家族のこと、将来のこと。なんでもおしゃべりして心を通わせるが、やがてそれぞれ問題にぶつかって…手紙の形でつづられた、さわやかな友情物語。
ハリネズミのおとなりさんはちいさなヤマネ。ふたりのまいにちはちいさなはっけんでいっぱい。ちいさなおはなしが6つつまっています。
はりねずみのハリーはとってもわすれんぼう。じぶんのなまえもわすれてしまいます。そんなハリーが、だいすきなポーちゃんのたんじょうびによばれました。ハリーはげんきにでかけましたが…。
“ちょっと長め”がうれしい!星新一ショートショート。新鮮なアイディア、完全なプロット、意外な結末ー三要素そろったショートショートの傑作。
一人の精神分析家が他人の人生に参加し、観察し、記録し、考え、生きるということはどういうことか。本書は、精神分析を創始したフロイト自身が遺した「ねずみ男」と呼ばれる唯一の分析記録の完全訳である。その稀有な治療記録からわれわれは何を学ぶべきか、またいま精神分析を学ぶ初心者がテキストとしても活用できるよう、最前線のフロイト研究者による技法論的検討を解説および訳注で充実した、まさに精神分析の醍醐味を伝える一冊。
有名な組曲版でなく全曲版。プレヴィンの緻密で繊細、滑らかな磨き抜かれたオーケストラの響きにうっとりできる。その絶妙な指揮ぶりは、このおとぎ話を音で語っているかのようだ。
くるりんのおばあちゃんがびょうきになってしまいました。しんぱいするくるりんたちは、おみまいにいくことにしました。おばあちゃんのびょうきがしんぱいなくるりんは…。
ハリネズミかあさんはまいにちおおいそがし。あるひ、10ぴきのこどもたちにふゆのくつをつくってやろうとおもいました。ひつようなくつはぜんぶで20そく!さむいふゆがくるまでに、まにあうでしょうか。
吹雪の夜、毛皮の外套を何枚も着込んだ乗客をのせ、急行列車は極北の都市ベーリングへと向かう。そこへ突然、きみょうな闖入者があらわれてー。光と影、寒と暖、現実と幻想、躍動感と静かな哀愁…スリリングな展開のなかに幾重ものイメージが交錯する物語世界を、量感ゆたかな美しい絵で見事に視覚化した豪華絵本。小学校中学年から。