つもった雪がとけはじめ、そちこちで、せせらぎの音がきこえてきます。山に春がきたのです。ぞうき林の中の山荘にすむ、かわいらいし5ひきのヒメネズミの兄弟たちも、春をむかえ元気いっぱい。おもいっきり外で、たのしいかくれんぼ遊びができるからです。それは、ぞくぞくするほど、こわくて、おもしろい遊びなのです。
むかし、びんぼうなじさまとばさまが、1ぴきのねずみとくらしていた。そのねずみが、となりのちょうじゃどんのふとったねずみとすもうをとって、ころりころりとまかされている。それをみたじさまは、だいじにとっておいた米でもちをついてたべさせると…。この話は、新潟県の松代町に伝わる話をもとに再話したもので、軽快な語りと楽しい絵で、読者をじゅうぶん楽しませてくれます。
とかいのねずみにさそわれてとかいへやってきたいなかのねずみはめをまるくしました。みたこともないごちそうのやま。「どれからたべたらいいんだろう。」そのときとつぜん……。
御雇外国人として来日し、明治期西欧人日本研究家の第一人者と評される彼の本格的研究書。日本への深い思いやりと戦前の軍国主義、国粋主義への批判によって日本を理解した彼と、日本を愛し心酔してゆくハーンとの日本観の対立・葛藤をも描く。サトウ、アストン・ハーン研究者をはじめ、一般読者にとっても格好の読物。
きょうも、よいおてんきです。でも、ねずみの八つ子ぢゃんたちがいたずらばかりしていて、くまのえんちょう先生は、ゆっくりゆりいすにすわっていられません。そこで、いいことをおもいつきました。八つ子ちゃんをおとなしくさせるほうほう?それは…。小学1〜2年むき。
森の子ネズミたちは、ぼうけん大すき。こわさしらずのわんぱくざかり。“おいしいごちそうたべるなら、ぼうけんなんてこわくない、いのちもなんにも、おしくない”と陽気にうたいだすしまつ。びっくりしたとしよりネズミは子ネズミたちをつれて、イタチ沢へ-。
バグコンはかせは、大発明家です。どんなものでも、すぐにつくります。ところが、はかせの新発明は、いつもちょっとだけへんなのです。バグコンはかせとねずみたちの大戦争!さてどうなるかな?