わたしは、ねずみのチュルリひめ。すてきなすてきな王子さまをさがしに、たびにでようとおもっています。わたしのたびのおともは、おいしいほわほわホットケーキをつくるどうぐ。わたしは、ひとりでいけるっていうのに、ラット王子がついてくるって。しかたないわ、いっしょにいきましょ!!小学1〜2年むき。
ニューヨークの波止場ネズミたちに、大問題がもちあがった。人間たちが、波止場じゅうに、“猫いらず”をまき、ネズミたちを追放しようというのだ。そこで、10万ドルの土地使用料をおさめることで、人間たちを買収するコイン倍増作戦が始まる。若いネズミ、モンタギューは、貝がらに描いた絵を売って、コイン集めに協力し、美しいネズミの女の子、イザベルのハートをつかもうとしたが…。小学校5・6年生から。
人間が生きていくためにたいせつな智恵を、物語のかたちでやさしく伝えるイソップの作品から、表題作はじめ、動物が主人公のおはなし22編を収録。幼児のための読みきかせ・小学初級児がはじめて自分で読む本として最適。
この物語は、コーンウォール地方の昔話からうまれました。
ヒトと全面的に生活を共にするイヌ、自分に都合のよいところだけヒトから恩恵を蒙るネコ、どれほど嫌われ駆逐されてもヒトに頼って生きるネズミ…。私たちにとって最も身近な動物とヒトとの関わり方は、三者三様に類似点と相違点とを持つ。本書は、著者がこれまで、動物の飼育・観察・研究に携って来たなかで遭遇した、イヌ・ネコ・ネズミの具体的な行動から、私たちがなかなか気がつきにくい側面を採集した、心暖まる逸話集である。
ねずみちゃんのポシェットは、たのしいポシェット。「でてこい!」っていうと、なんでもとびだすよ。カニさん、ペンギンさん、おさかないっぱいひゅーんってね!3.4歳から。
書物は、学者としてのわれわれの生活の源泉であり中心である。そのような源泉に対する論評は、できるかぎり発展的で啓発的なものであらねばならない-。こうした姿勢のもとに、進化生物学の第一人者が、科学と思想をめぐる18冊の書物を足がかりに、現代科学と社会がはらむさまざまな問題に鋭くメスを入れる。あるときは、野生のパンダの生態観察記録から生物進化の知られざるメカニズムを解明し、またあるときは、異端の科学者たちの苦闘のなかに科学の進むべき新たな道を探り、過熱するIQ論争のなかにひそむ差別の構造を暴き、人間社会生物学の危険性と欺瞞を的確に指摘する。生物学者のユニークな視点から文化と社会を透視しつづける鬼才グールドが、その真骨頂を発揮した異色のエッセー。『フラミンゴの微笑』に続く好評シリーズ第5弾。
将軍徳川家に恨みをもつ盗賊葵小僧と元池田、鍋島、尾張家の浪人たちは、11代家斉の暗殺を企んでいた。探索の密命を受けた若き日の遠山金四郎は、怪盗鼠小僧次郎吉を相棒に選んだ。ニヒルな次郎吉に、天下一の男になれる生き甲斐のある仕事を。しかし懸命の追跡もむなしく、葵小僧はこれみよがしの残忍凶暴な犯罪をくり返した。傑作時代推理小説。
江戸へ出没し残忍なやり口で商家を襲う葵小僧。対抗策に窮した金四郎は、かねて面識のある千葉周作、間宮林蔵、安藤広重、柳亭種彦、渡辺崋山、高島秋帆、大塩平八郎、大原幽学ら8名を集め、将軍暗殺を阻止する策を練った。しかし中の一人がニセ者だという疑惑が…。襲撃が予想される、将軍の増上寺参詣の日が迫る。推理小説の手法を駆使した傑作時代小説。
このえほんの、ねずみのなまえは、ヘンリエッタ。ヘンリエッタは、かくれんぼがだいすきなので、かくれんぼねずみとよばれているの。いろんなへやにかくれているわ。ヘンリエッタをみつけてね。
ねずみくんたちは、こうえんでみんなとあそぶことにしました。ペンキぬりたてのベンチや、おもたーい、ぶたくんと、シーソーのったり…。いじわるなきつねくんだって、たのしいなかまです。