「あたたかいマフラーがほしいな…。」のねずみくんがそうおもったのは、まだふゆがやってくるまえのことでした。
谷の忍者のかくれ術を探る!!自然をまもり、環境をつくる。『森の新聞』の新しいテーマは、生きものたちの生活しやすい環境をつくることです。「つくる」とはいっても、いちからつくるのではなく、ちょっとお手つだいしようというのです。日本各地で、そういうこころみが、たくさんおこなわれています。成功しているこころみを、つぎつぎに、お伝えします。
山荘の女の子が、一輪車にすいすいのれるようになったころ、なかよしの森のネズミたちといっしょにサーカスをすることになりました。玉乗り、空中ぶらんこ、つなわたり…それは、春の満月の夜のことでした。
本書では、マウスの力によって科学がたどった道を、エピソードをまじえながら、現在までたどります。
にいさんたちのすることは、なんでもいっしょにやりたがる、のねずみいっかの、すえっこチロ。ふゆからはるにかけてのおはなしです。
切紙細工のような月が浮かぶ如月(陰暦二月)のとある夜半、次郎吉は本所二ツ目橋の橋袂の屋台店の酒に暖を求めた!屋台の親爺は重助といい、六十前後と見える老人だった!親爺の愚痴によれば、ひとり息子の重兵衛が島送りになり、まだ小さな孫を二人抱えているのだということだった!しかも、その重兵衛の島送りが、どうやら“鬼権”と呼ばれて本所深川で知らぬ者ない悪徳目明かし権兵衛の仕掛けた罠のようだというのだ!その重兵衛が島を破り、八丈から江戸に潜り込んだという噂が流れて、権兵衛の顔色が曇った…!?はたして、その裏に何が隠されているのだろうか…!?(第一話「鬼の罠」)-“人の金はくすねても、あこぎなまねはしやしねえ!”「ねずみ小僧行状記」全八話。
ぼく、空をとぶんだ!空をとんで、旅をして、あたらしい家をさがすんだ!ひとりぼっちの家ネズミの大きな夢と冒険の物語。
家族そろって読んでね。はりねずみ一家のこころあたたまるお話。コンサートを開くことになったチクチクたちは、まい日、もう練習。そして、夏の星空のもと、楽しいメロディーが森にひびきわたると…。3歳から。
くいしんぼうで、いたずらが大好きなねずみのヨーニー。ある日、魔法で体の色がかわってしまいました。赤くなったり、青くなったり。さあ、たいへんです。
石のねずみ、ストーン・マウスは、海辺のマリアおばさんの家でくらしています。夏休み、家族でやってきたエリーと、マウスはすぐになかよくなりました。でも、兄のテッドは、なぜかマウスをいじめるのです。海に投げこんだり、土にうめてしまったり…マウスは思いますーこのまま、石ころにもどるのはいやだ、生きていたい!と。気鋭の児童文学作家、ニモが贈る幼年文学。イギリス・カーネギー賞次席作品。
ある日、山荘の女の子がヒメネズミたちに“おもしろくって、ふしぎなこと”をやってみせました。タネもしかけもない、その遊びに、ネズミたちの目がピカピカになりました。それは、女の子のクラスではやっている、たのしいたいのしい手品の遊びでした…。
「ああ、おなかがすいた…むにゃ…」ミニー・マラコフは、ふうとうのふとんの中で、耳をかき、ねがえりをうちました。ミニーは、地下鉄のトンネルにすんでいるはつかねずみの女の子。「ちゃんと晩ごはんをたべたから、ほんとにおなかがぺこぺこってわけじゃないんだけど…なんかおいしいものがたべたい…」目をつぶったまま、ミニーは鼻をひくひく。すると、ゆめの中にりんごがぽっかりとあらわれました。ミニーが、きのう、地下鉄の駅のホームの下でひろったりんごです。
おこらせるとこわーいブルくん。おいかけられるのはだれ。
森の中の小さな家にすむ、のねずみ一家のすえっこチロと、おにいちゃん、おねえちゃんの、たのしいおはなしがいっぱい