戦いがはじまった。ああ、侍たちがせまってくる!あずかり子(人質)のひめさまの命があぶない!-けなげなひめさまの、自分でもびっくりするようなすごい冒険が、ここからはじまる。日本のファンタジーの第一人者が、綿密に編みあげた物語の世界を、たっぷり味わってください。読書の楽しさが、ここにあります。
世田谷の某総合病院にかかってきた脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が相次いで殺害されたー白衣を着せられ、首には針金が二重に巻きつけられているという奇妙な姿で…。妻の復讐のために次々と殺人を犯していく一人の男の執念を描いた表題作をはじめ、意外な結末の余韻が心を打つ、サスペンス・ミステリーの傑作全九篇を収録した短篇集。
自然体で流麗な美しい文体によって描かれた、男女の相剋が生みだす物語を綴った詩集。
ティリーとミリーのものがたり。
親しみの深い外国や日本の名作や昔話を劇あそびの脚本にしてみました。幼稚園、保育園の3、4、5、6歳児が理解し、演じ、楽しめるようにつとめながら、言葉、場面展開、テーマの設定をいたしました。舞台がわかる、演出のヒント満載。
古くから伝えられているもの、新しく考えられたもの、おりがみにもいろいろあります。ねずみくんといっしょに楽しく折ってみましょう。かわいい動物、きれいな花、たのしいのりものなど、簡単に折れるものを集めました。おうちの方もお子さんといっしょにおりがみに挑戦してみませんか。
この本では、たのしい動物のお話を三話収録しました。「ねずみのよめいり」は日本の昔話として有名ですが、インドなどの国でも語りつがれています。「ねことねずみ」「ろばとおおかみ」は『イソップ物語』に収められているお話です。どのお話も、動物たちが失敗したりする姿がユーモラスですが、わらってばかりもいられません。人間だって、この動物たちとおなじようなことを、しでかすものですからね。
博物館、夫婦喧嘩、未開人人種差別、妖術師、残酷刑…あらゆる事象の細部に潜む歴史の「真実」を抽出する。ミクロ歴史学と形態学、人類学と歴史学を交錯させ、ポスト構造主義・新歴史主義を乗り越える新しい学問の誕生。
森のネズミのおんがく会のステージは、女の子の山荘のベランダです。さいしょのプログラムは、子ネズミたちの合唱。つづいて、あまえんぼときかんぼの、マスカラの演奏。おしゃれは、いちばん好きな歌“雪の花びら”。女の子も、たて笛をーたのしく、かわった、夢いっぱいのおんがく会。
おやすみのじゅんびができたら、きょうのおはなし、はじめましょうー。おやすみまえのひとときにぴったりの、ちいさなおはなしを7つおさめました。耳に心地よい文とやさしい絵が、子どもたちを、眠りの世界へと誘ってくれることでしょう。
もうすぐどうぶつむらのおんがくかい。たいこシンバルラッパねずみくんのやりたいがっきはちょっとおおきすぎて…。4〜5歳から。
家のまえをとおりかかったねずみに、男の子がクッキーをあげました。するとねずみはミルクもほしいといい、つぎには、ストローもほしいといいます。やんちゃなねずみに、つぎつぎとねだられて、男の子はもうへとへと。それでも、わがままねずみはこりずにほしがって…。ドミノがたおれるように、ページをめくるたびに事件をまきおこすクッキーねずみに、はくしゅかっさい。