もしもねずみをえいがにつれていくと、きっと、ポップコーンをくれ、という。ポップコーンをかってあげると、たぶん、ひもでつなぎたがる。そして、それをクリスマス・ツリーにかざりたがる。ツリーをかわされるはめになるぞ。
「科学の世紀」であった20世紀に花開いた知的エンターテインメント・SF。その最上の収穫を年代別に集成!第1巻は、奇抜で不思議なアイディアが次々と出現した、現代SF成立期の1940年代編。ねずみをのせた人類初のロケットが宇宙に消えた…ブラウンの表題作ほか、アシモフ、クラーク、ハインラインら巨匠たちが描く「いま・ここ」でない世界全11篇。
どうぶつむらのクリスマス。ペロペロキャンディ、チョコレート、カステラ、おだんご、マシュマロ…これ、ぜーんぶねずみくんがサンタさんにおねがいしたプレゼント。そんなにくつしたにはいるかなあ?4〜5歳から。
しがない中二階なれど魅入られた世界から足は洗えず、今日も腰元役を務める瀬川小菊は、成行きで劇場の怪事件を調べ始める。二か月前、上演中に花形役者の婚約者が謎の死を遂げた。人目を避けることは至難であったにも拘らず、目撃証言すら満足に得られない。事件の焦点が梨園の住人に絞られるにつれ、歌舞伎界の光と闇を知りながら、客観視できない小菊は激情に身を焼かれる。名探偵今泉文吾が導く真相は?梨園を舞台に展開する三幕の悲劇。歌舞伎ミステリ。
女性の再生、大規模な戦争、核エネルギー開発、情報革命、地球環境問題…そして、人類は長寿の時代を迎えた。私学者の視点から「人生80年」を考える。
この話は、大抵、原話をけずりおとし、自分のかわいい娘を、ぜひ、世界じゅうで一番強いもののところへ嫁にやりたいという長者の願いが表現されずに、ただ、太陽から雲へ、雲からかべへ、かべからねずみへと、ぐるりひとまわりするおもしろさだけに終っています。これでは、昔話のほんとうの楽しさは味わえません。幼い子どもたちは、ストーリーだけに目をうばわれがちですが、できれば原話にできるだけ近い形でめぐりあわせたいものです。そこで、この本では、ねずみが世界で一番強いことにきまったとき、長者は、娘に求婚してきた若者たちにすもうをとらせ、勝ちのこったもののところへ嫁がせるようにしました。4・5・6歳向け。
ラットとは、知的でかわいいネズミのなかま。ヨーロッパでは、ペットとしても人気があります。この本は、ドイツの田舎で150匹ものラットと生活を共にし、わが子同様の愛情をそそいできた女性による、心あたたまる感動的な観察記録です。ほほえましい恋愛、必死の巣造り、厳粛な出産、すさまじい重労働の育児、手におえない子供たちのいたずら…。元気に走りまわるラットたちの愉快なふるまい。
あなたの家をネズミが襲う!?クスリで死なないスーパーラットが都市で急増。駆除会社の潜入ルポから、その実態を調査。完全防除マニュアル付。
とおくからみるととてもうつくしい富士山。でもひめねずみのチロとつぐみが富士山のもりでみつけたものは…?にほんいちの山富士山のしぜんをかんがえるおはなしです。4〜5歳から。
“森のネズミのゆうびんや山にとどいたおたよりを風といっしょにくばってあるく…”山荘のそばのクルミの木の枝で、ヒメネズミたちがうたっています。-山荘の女の子と、ヒメネズミがくりひろげる、おてがみやりとりの、たのしいお話です。
ひとは誰でも違う。そして「違う」ということは素敵なこと。日本国際児童図書評議会(JBBY)・日本ユニセフ協会「ハロー・ディア・エネミー!」平和と寛容をテーマとする絵本展に出品。読みきかせるなら3才から、一人読みなら小学校低学年から。
これは、ゲームの本です。学年のちがうみんなが、いっしょに遊べる、ゲームのやり方を書いた本です。教室や体育館や運動場や野外…いろいろなところでできるゲームが、いっぱいつまっています。