城野賢一・清子の監修・振付による城野ダンス全国講習会用の教材アルバム。ロシア民話をやさしいミュージカルにした「石の花」やツバメとともに天国へ昇る「幸福の王子」など3作品を収録。
CBS時代の録音を集めた編集盤。口が裂けてもビギナー向けとは言えないマニアックな選曲がシブい。70年代のエアロのテーマ曲のようなものだったヤードバーズのカヴァー(12)も懐かしい。スタジオ版の(3)は初のCD化だから、エアロ・ファンは要チェック。
ラルフ・マクドナルドがプロデュースしていることもあり、リズムのグルーヴ感を大切にした快適なフュージョン・サウンド。当時NYで引く手あまたの人気ギタリストだったE.ゲイルは快調に弾いている。じつは本作は奥さんだった日本人女性に捧げられた、愛のアルバム。
劇的物語「ファウストの劫罰」はベルリオーズ40代の力作で、オペラを志向した2時間にも及ぶ大作。何より独唱陣が素晴らしい。オケにしても大胆な管弦楽法の妙を丹念に描き出している印象。ベルリオーズ生誕200年目にあたる2003年にうってつけの熱演である。★
76年発表の4thアルバム。エアロの最高傑作とも呼べるロック史に燦然と輝く永遠の名盤で、サウンド、プロダクションどれをとっても完璧に近く、緊張感あふれるパフォーマンスは見事だ。