82年にアイヌ民話のオペレッタで旗揚げ。以後、オリジナルミュージカル“グループりら”として、道内のみならずポーランドとも交流するなど奥行きある活動を続け…てなこともよくわかる解説付き。ひねこびてない素直な歌声が心地よい、全曲オリジナルのアルバム。
学芸会用の3本の舞踊劇が、出演者の唄以外は伴奏から効果音まで完全にパッケージされている教材CD。ワタシには子供はいませんが、聴いていると唄い踊る子供たちの姿が目に浮かんできて「センセー、ひとつウチの子をよろしく」という気になりますね。
動物を主人公にした曲のダンス教材CD。平成生まれの子どもたちはこんなに今風のテンポとサウンドで踊ってしまうのか。のどかなフォーク・ダンス育ちの世代には、あまりにもせわしなくてついていくのに骨が折れる。とはいえ面白い曲が並び、楽しめる。
大野克夫の作品だけあってかこよく、音楽だけでも聴き応え十分。スパイダース時代も『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』のころも、ちょっと退いたポジションでいながら、きっちりと全体を仕切ってきた人らしく、ここでもいい音楽をつくっている。
談志が31〜41歳の頃の、67〜77年のひとり会シリーズを収録した第4集。才気のほとばしった色気がにじみ出た「らくだ」(完演版)をはじめ「山崎屋」「明烏」「ねずみ小僧」「清正公酒屋」やCD1枚分の「慶安太平記」などの滅多に演らない噺を未発表音源で収録している。おまけの豪華対談CDでは、75歳の時の花菱アチャコのとぼけた味、手塚治虫の愉快な生真面目さが出ている。