有名な組曲版でなく全曲版。プレヴィンの緻密で繊細、滑らかな磨き抜かれたオーケストラの響きにうっとりできる。その絶妙な指揮ぶりは、このおとぎ話を音で語っているかのようだ。
ねずみから、いぬへ、いぬから、いのししへ、いのししから、お姫様へ次々と姿を変えてゆくポストマニ どの姿が本当に幸せなのでしょうか?少女時代、わら半紙で綴られたそのアジア民話を記憶をたよりに再現した作品。
くるりんのおばあちゃんがびょうきになってしまいました。しんぱいするくるりんたちは、おみまいにいくことにしました。おばあちゃんのびょうきがしんぱいなくるりんは…。
「ひろい世界をかけめぐる旅ねずみとして生きるんだ!」北極星を目じるしに、タルーンはどこまでも歩いていきます。カシワの葉の上で空をながめたり、海のとどろきをきいたり、コケモモを食べすぎてねているところを、フクロウにおそわれそうになったり。気ままなひとり旅は、どきどきわくわくすることばかり。でも、母ねずみと4匹のやんちゃな子ねずみたちとの出会いによって、タルーンは、ようやく本当の居場所を見つけたのです…すみなれた森をとびだした野ねずみタルーンの自由で気ままな冒険物語。
救い主がお生れたになったという知らせを聞いたねずみが、輝く星に導かれて動物たちと一緒に出かけてゆくと…。クリスマスがもたらす不思議なお話。
白ネズミのエマラインがエミリの部屋の壁穴に越してきた。ふたり(?)の密やかな“文通”がはじまる。「私は誰でもない!-あなたは誰?」とエミリが書いた。エマラインは返事を出し、詩を書いてみた。おどろいたことに、それはエミリに新たなインスピレーションをあたえた。誰にも会わず、どこへも出かけないこの詩人に。…エマラインの目を通して、19世紀アメリカの偉大な詩人の魅力あふれる世界が、私たちのまえに開かれる。エミリの詩12篇はすべて長田弘の新訳。エマラインの詩7篇も“デビュー”する。
チャイコフスキーの原曲をもとに、歌詞を入れて編曲したホフマン原作「くるみわり人形」の他、日本神話「いなばのしろうさぎ」、グリム童話「こびとのくつやさん」を収録。