「言い訳の達人」が教えるビジネスで追いつめられたときの絶妙の切り返し術。
スペインの国民的作家が、カスティーリャ地方の「ネズミ捕り一家」を中心に、貧しい農村の人々の生活を通して描く「癒し」の書。独裁政権への怒りを文学に昇華させたロングセラー。
あまえんぼの子猫ミルと、しっかりもののねずみチムニー。ふたりはある日ユキヤナギの下でであいます。チムニーに、はじめてお茶にしょうたいされたミルですがチムニーのおうちがちいさすぎて、はいれません。かなしくて泣き出すミル。そこでチムニーは…。
その昔、筋肉少女帯で初めてエディこと三柴江戸蔵のピアノを聴いた時はぶっ飛んだが、その江戸蔵こと三柴理のピアノ・ソロ第2弾。EL&Pのカヴァーなどもあるが、基本はオリジナル。ポップスでも、クラシックでも、現代音楽でもない自由なピアノ・インストとして楽しめる。
祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけー。中学一年生のサトには、四年前のお祭りの記憶がない。恒例の子供向けイベント「ねずみ石さがし」の最中に、道に迷って朝まで行方しれずだったのだ。同じ夜、村ではひとつの惨殺事件が起こっていて、今でも未解決のまま。交錯する少年たちの想いが、眠っていたサトの記憶に触れたとき、事件は再び動き始める。瑞々しい青春推理長編の最新作。
僕は天上で暮らす“朗読鼠”。地上の作家が三人称で小説を書く時に、第三の声となってサポートするのが仕事だ。ある日、担当する作家の船山鉄夫君が、突然、予定を変更して一人称小説を書き始めてしまい…。笑いと哀しみをくぐりぬける小さな冒険を描いた表題作他二編を収録。この世ならぬ不思議な喜びを届ける、三つの始まりの物語。
「食事制限がつらくて、途中でやめてしまった」「結局、リバウンドしてしまった」「面倒で、続かなかった」。そんなダイエット方法を繰り返してきたみなさんに、この本は、ハルメソッドという理論に基づいた、手軽で、かつ効果的なダイエットの方法を教えます。
国民的テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」の中からお話を厳選し、よみきかせにぴったりの絵本にしました。CDで、テレビ放送時の音声をそのまま聴くことができます。人気の主題歌も収録しました。絵本で「よみきかせ」を、CDで「語り」を楽しんで、絵本を見ながらCDを聴いて…など、ご家族そろってお楽しみください。
プルプルン猫、みんな今夜はステップ軽やか。プルプルン猫、勢ぞろいして愉快も愉快。プルプルンのお月様、照らす光がとっても清か。プルプルンたち、プルプルンの舞踏会。超ロングラン・ミュージカル「キャッツ」の原作。ノーベル賞詩人の技も精神も見事にすくい取った決定訳。
おともだちといっしょにおまつりにやってきたネズミちゃん。ウサギくんとかがみのいえにいき、ガチョウくんとメリーゴーランドにのり、ブダちゃんとにんぎょうげきをみて…いろいろあそんだあと、おこづかいでなにかかうことにしました。そうだ、おともだちみんなにいろんないろのふうせんをあげよう!ところが、みんなのぶんのふうせんをうけとると…?楽しいおまつりの一日を透明感あふれる美しい色彩でえがいたあたたかな絵本。
“寄せ集め”が時として存外の掘り出し物に化ける場合がある。本盤はまさにそれだ。カラヤンの「時の踊り」やプレヴィンの「ロミオとジュリエット」に目が輝き、ウォルトン作曲「ファサード」やサリヴァン作曲「パイナップル・ポール」など珍品に胸が躍る。価格も2枚組で1,980円とは手ごろ。
ぼくたちは、ただのネズミ色のネズミじゃない。ぼくたちはカブスケとルチルで、このおはなしの主人公なんだ!あさめざめてから、おやすみなさいをいうまで、カブスケとルチルは、あれこれいろいろ考えます。なかよしネズミのおしゃべりに、しばしおつきあいください。くすっと笑って考えさせる、軽くてふかいおはなしです。
「金太郎」「浦島太郎」「こぶとりじいさん」「舌切り雀」「かぐや姫」といった有名な話を中心に、おじいさんが若返りの水を飲み過ぎて赤ん坊に戻ってしまう「赤ん坊になったおじいさん」、一本の藁をきっかけにして、貧乏な若者が最後には大金持ちになる「わらしべ長者」、それをはいて転ぶと、お金が出てくる代わりに背が縮んでしまう「たから下駄」など、日本各地に伝わる昔話14編を収録。
チョンノ美術館の館長パク・キリョンは、世界的な巨匠イム・ヨンスク回顧展の開催初日、館長室で自殺をとげる。その直前、パク館長は新進画家のキム・ジュンギに「美術館の鼠」という題の原稿とイムの画集を手渡し、謎めいたメッセージを残していた。館長の死は美術界を震撼させ、重鎮画家の不可解な事故死や失踪という一年前の事件にもあらためて捜査の目が向けられる。純粋たるべき芸術の世界にひそむ“鼠”の正体とは?深まる謎を解く手がかりは、一枚の絵に隠されていた…。韓国で大きな話題を呼んだ傑作アート・ミステリー。
独身生活を満喫していた丹子。ワカッテル男、の佇まいに惹かれて吉市と結婚するが、魔法をかけられていたのでは、と次第に不安になり…(「鼠の浄土」)。一筋縄ではいかぬ男と女の関係を描いた5篇を収めた短篇集。巻末に著者インタビューを収録。