ニコルは、フランス生まれの、身長五センチほどのおじょうさんねずみ。アメリカへやって来て、元軍人の親切なおじいさんねずみと、ふたごの子ねずみたちと出会い、楽しくくらしています。ところがある日、ニコルがちょっと目をはなしたすきに、ふたごが「野いちご原っぱ」で行方不明になってしまいました。そこは、「足をふみいれたねずみは、二度と帰ってこない」といわれる、おそろしい原っぱなのです。そして、ふたごをさがしに、ただひとり野いちご原っぱにやって来たニコルの前に、「ロックフォール団」となのる、三びきのなぞのねずみたちがあらわれて…?おじょうさんねずみと、なかまたちが、大きなねこを相手に大ぼうけん!スリルがあって、楽しくて、かわいいお話。小学校低・中学年から。
ねずみぎらいのぼくじょうぬしは、かいねこのピッツリーにねずみたいじをたのみます。ねずみがかくれたばしょは…?
特攻隊員の少尉の“手紙”を届けるため、子ねずみのチッくんは鹿児島から東京へ。そこで待ちうけていたのは、東京をおそった焼夷弾の嵐でしたー。戦争の悲劇を伝える、子ねずみ「チッくん」の物語。小学中級から。
きょうはクリスマスイブ。いえのなかは、きれいにかざりつけられ、プレゼントやごちそうもいっぱいです。ちいさなねずみは、わくわくしながらこっそりいえじゅうをみてまわり…?かわいいねずみがクリスマスをたのしむ様子が、繊細な絵で描かれます。ため息が出るほど、かわいらしく美しい、小さなクリスマスの絵本。3歳〜
ねずみのアーサーとなかまたちは、ねこのサムソンといっしょに、なかよく教会にすんでいます。ところがある日、らんぼうもののどぶねずみたちに、教会をのっとられてしまいました。さあ、たいへん!いごこちのいいすみかをとりもどすために、アーサーたちがとったさくせんとは?たくさんのねずみたちが、ねこと力をあわせて大かつやく!画面のすみずみまでたのしめます。イギリスで30年以上読みつがれてきた、ユーモアあふれる名作絵本シリーズ。1976年ケイト・グリーナウェイ賞特別推薦作品。
ニュージーランドの「飛べないオウム」カカポ、アリューシャン列島のウミスズメ、バハ・カリフォルニアの海鳥。絶滅の危機に瀕した島の固有種を救う唯一の方法、それはネズミなど外来生物を一匹残らず殺戮することだー。科学ジャーナリズムの第一人者が、前作『捕食者なき世界』に続き、生物多様性の意義を問う、衝撃のノンフィクション!
おばけがすきな子よっといで!ねずみくんのちょっとだけこわ〜いおはなし。
ねみちゃんをおどろかせたいねずみくんは、「へんしんや」とかかれたかんばんをみつけます。はりきってへんしんしたねずみくんですが…。
やねの上で、まい晩ねずみがさわぐので、犬の夫婦はぜんぜんねむれません。もうふらふら。なんとかしなくちゃ。そこで「ねこを求む」と新聞広告をだしました。ところが、やってきたねこときたら…。ペアレンツ・チョイス賞受賞、アメリカ図書館協会選定年間優秀作品。
真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれるー。中学一年生のサトは四年前の祭りの日、一時行方不明になった。その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。