獣使いの少女ガラは、親友を自らのせいで失った。もう二度とそんな悲劇を繰り返さないため、そして、尊敬する親であり、最強の獣使いでもあるヘルムテラのようになるため、ガラは過酷な戦いへと身を投じる…!!ジャンプ小説新人賞jNGP’09Summer小説フリー部門銀賞受賞作。
★片想い中の彼に冷たくフラれてしまったみくり。気まずい場面を助けてくれたのは人気者の羽賀先輩だった。先輩は「好きな人のためなら何でもする」と意味深な宣言をして!?★内気な杏はいじめっ子から「学校一の最強男子・竜司にウソの告白をする」という命令を受けた。逆らえず告白した杏に竜司は「あいつらを見返そう」と本当に付き合うことを提案して…?胸きゅんだけじゃない!大ピンチから始まって最後はスカッとする溺愛×4。小学中級から。
大正年間、大財閥と並び称された鈴木商店は、米価急騰の黒幕とされ米騒動の焼打ちにあった。だが本当に鈴木は買占めを行ったのか?丁寧な取材を経て浮かび上がる、一代で成長を遂げつつも、近代的ビジネスとの間で揺れながら世界恐慌の荒波に消えた企業の姿。そして大番頭・金子直吉の生涯。城山文学の最高傑作。
ある日、自分のハリが大嫌いで、ほかのどうぶつたちとうまくつきあえないハリネズミが、誰かを家に招待しようと思いたつ。さっそく手紙を書きはじめるが、もしも○○が訪ねてきたら、と想像すると、とたんに不安に襲われて、手紙を送る勇気が出ない。クマがきたら?ヒキガエルがきたら?ゾウがきたら?フクロウがきたら?-さまざまなどうぶつたちのオソロシイ訪問が、孤独なハリネズミの頭のなかで繰り広げられる。笑いながら、身につまされながら、やがて祈りながら読んでいくと、とうとうさいごに…。オランダでもっとも敬愛される作家による、臆病で気むずかしいあなたのための物語。
府中宿で久慈屋の荷が襲われた騒ぎの真相が明らかになると、北町奉行・榊原は同心の木津親子を呼び出した。一方、雨の降り続く高尾山ふもとに到着した小籐次一行だったが、薬王院の跡目争いの背後に渦巻く怨恨により、駿太郎ら少年たちの身にも危険が迫るー高尾の山中で、猿と“鼠”を従えた小籐次の竹トンボが鋭く舞う!
白ネズミのエマラインがエミリの部屋の壁穴に越してきた。ふたり(?)の密やかな“文通”がはじまる。「私は誰でもない!-あなたは誰?」とエミリが書いた。エマラインは返事を出し、詩を書いてみた。おどろいたことに、それはエミリに新たなインスピレーションをあたえた。誰にも会わず、どこへも出かけないこの詩人に。…エマラインの目を通して、19世紀アメリカの偉大な詩人の魅力あふれる世界が、私たちのまえに開かれる。エミリの詩12篇はすべて長田弘の新訳。エマラインの詩7篇も“デビュー”する。
ネズミは哺乳類界のエリート?ヤマアラシはネズミなのにハリネズミはネズミじゃない?都心部はクマネズミの天下?ハムスターにヒマワリの種って間違い?マウスとラットの違いは?カピパラは美味しい?希少でナゾめいたネズミが南西諸島にいる?元動物園飼育員のネズミ博士がネズミの奥深さを語りつくす!
ハリネズミの飼い方まるわかり!初心者にもわかりやすくマンガで解説。
このえほんの、ねずみのなまえは、ヘンリエッタ。ヘンリエッタは、かくれんぼがだいすきなので、かくれんぼねずみとよばれているの。いろんなへやにかくれているわ。ヘンリエッタをみつけてね。