ねずみのははじょうぶなはしんちゃんのはとこうかんしょ。しんちゃんねずみのくにへ行く。
みほちゃんは、おばあちゃんにすてきな音色のふえをもらいました。でも、あのおばあちゃんがくれたふえですから、ただのふえのはずがありません…。
ストーリーを16の場面に区切り、会話のみで展開。外の世界ばかり探していた愛娘のお婿さんは、実は自分の足元にいたというお話。婿探しの旅に出た父親ネズミと婿候補とのやりとりの表現に注意。幼児から小学生向き。
この話は、大抵、原話をけずりおとし、自分のかわいい娘を、ぜひ、世界じゅうで一番強いもののところへ嫁にやりたいという長者の願いが表現されずに、ただ、太陽から雲へ、雲からかべへ、かべからねずみへと、ぐるりひとまわりするおもしろさだけに終っています。これでは、昔話のほんとうの楽しさは味わえません。幼い子どもたちは、ストーリーだけに目をうばわれがちですが、できれば原話にできるだけ近い形でめぐりあわせたいものです。そこで、この本では、ねずみが世界で一番強いことにきまったとき、長者は、娘に求婚してきた若者たちにすもうをとらせ、勝ちのこったもののところへ嫁がせるようにしました。4・5・6歳向け。
とおくからみるととてもうつくしい富士山。でもひめねずみのチロとつぐみが富士山のもりでみつけたものは…?にほんいちの山富士山のしぜんをかんがえるおはなしです。4〜5歳から。
ひとは誰でも違う。そして「違う」ということは素敵なこと。日本国際児童図書評議会(JBBY)・日本ユニセフ協会「ハロー・ディア・エネミー!」平和と寛容をテーマとする絵本展に出品。読みきかせるなら3才から、一人読みなら小学校低学年から。
もうすぐどうぶつむらのおんがくかい。たいこシンバルラッパねずみくんのやりたいがっきはちょっとおおきすぎて…。4〜5歳から。