天才ネズミアモスと、アメリカの偉人・ベンジャミン=フランクリンの奇想天外な大冒険。『はなのすきなうし』で名高いロバート=ローソンが描く、ゆかいな子どもの本の傑作。
ネズミの天災予知能力、ネズミの用心深さに見る驚異的繁栄の秘密、最大・最小ネズミ、ネズミ・ウォッチングのすすめなど、知られざるネズミの魅力全公開!
さらさらさら。やさしい雪の音。山荘に冬ごもりしたネズミの一家は、女の子が山荘にやってくるのをまっています。でも…。
本書は、ボルト締め、タイヤ形軸継手、オイルリング式固定軸受、ブフランジ形玉形弁、貯湯槽の各設計図例とその仕様を示し、設計図に表現されている機械や機械部品が、与えられた仕様を満たしているかどうかを検算する方法を解説したものです。また、自身の手で図面を描き、あわせてその内容を深く理解すると同時に、便覧や規格の設計情報の利用法を習得することを目標にしました。大学や高専、専門学校の機械系の各学科において設計製図を学ぶ諸君や初級の機械設計技術者のテキスト・参考書に最適です。
生まれたばかりの赤んぼうが家出をした?380年ものむかしから、まだまだ元気な男の人。地面の下から家がでてきて、おじいさんがすんでいた話。…。ほんとうに、そんなことがあったの?と、「びっくりするほどふしぎな話」をしょうかいします。
大名、旗本、豪商の邸のみを荒し、貧乏人に恵むという義賊次郎吉。町方の必死の捜索にもかかわらず杳として正体を見せず、江戸八百八町の暗闇を翔ける。だが豪商蔦屋の奸計に、次郎吉は追いつめられた。老いの一徹、次郎吉を追う目明し勘右衛門、奇妙な友情で結ばれる浪人小谷新九郎、蔦屋に追いたてをくらいながらも次郎吉に声援する貧乏長屋の面々…。下町人情を背景に義賊の活躍を描く長篇時代小説。
動物たちと人間の、長くて奥深い交流の歴史を抜きにして“世界”は語れない。カメ好きの少年が外交官になって50年、ユーモアに満ちた多彩なエピソードをちりばめてつづる、国際人のための博物誌。
北国のある村に一人の赤ん坊が産まれた。全身ハリネズミのような棘に覆われた呪われた子ハンスである。青年になったハンスは、池に写った自分の姿を見て絶望し、あてのない孤独な旅を続ける。ある日、森で迷った王様を助け、美しい王女を手に入れる。やがて王女はハンスの本当の姿を知り、その秘密を守ることを誓うが…。真の愛を謳った表題作や、“恐いもの知らず”のフィアノットが恐怖を学ぶユーモア溢れる冒険譚など、鬼才ジム・ヘンソンが古くから伝わる説話をもとにして描いた愛と冒険のファンタジー。4話収録。
匿名口座には巨額の金が眠り、隠し別荘の冷凍庫には見知らぬ男の死体が…夫の“遺産”にはどんな謎が隠されているのか?幼い頃から常に誰かの庇護の下で暮してきたトゥルーディは、結婚してからも旅行会社に勤める夫トレントに頼り切っていた。だが、二人がウィーンからイギリスに帰国した直後トレントが謎の事故死を遂げた。動揺する彼女が遺品を調べるうちに発見したのが、匿名口座と死体という奇妙な“遺産”だったのだ。彼女は怯えるネズミのように、一歩一歩生前の夫の行動をたどり始めた。だが、その時すでに彼女の周囲には死の罠が張りめぐらされていた…!冒険サスペンスの名手ルエルが、正体不明の敵を相手に独り闘う女を描く、戦慄のサスペンス・ロマン。
大正成金から、遂に三井・三菱とならぶ大商社となり、日本財界を彩った鈴木商店の盛衰と、その番頭金子直吉の生涯を描くビジネスマン必読の異色経済小説。
「余の形見じゃ、何かの時に役立てよ。」八代将軍吉宗の形見分けである匂い袋は、銀鼠を織り込んだ他平家代々の家宝であった。が、天保の大飢饉が目前の春、老中松平周防守の屋敷の手文庫から忽然と消えた。お家の一大事である。鼠小僧の仕業と知った老中は、極秘裡に奪還すべく、盗賊紫小僧を放ち、さらに捕えた鼠小僧の偽者を餌に、恐るべき策を練っていた…。忍び込んだ大名屋敷は百を越す神出鬼没の怪盗鼠小僧が、獄門磔覚悟で老中に牙を剥く。著者会心の時代巨編。
元禄15年赤穂浪士の討入りに先立つ30年前、寛文12年に、宇都宮浪士42人による敵討があった。これを浄瑠璃坂の敵討といい、赤穂浪士はこれを手本としてまなんでいた形跡が濃い。「忠臣蔵」の陰にかくれたこの破天荒な集団敵討の真相を今こそ明かす!
高度情報化社会のなかで、その“核”といえる建築物-ビルを維持管理するビル管理技術者には、コンピュータ処理からゴキブリ退治まで広い範囲の知識が要求されています。そこで、ビル管理技術者向けに、代表的な用語500を厳選し、1語を1/2ページでわかりやすく、具体的に解説しました。
春の明るい月の夜。ヒメネズミの子供たちと山荘の女の子は、秘密がいっぱいの春の山に、宝ものをさがしにでかけました。女の子のなくした首かざりと、ネズミの宝ものを…。
面白そうな言葉、なにやら曰くありげな言葉、それでいて歴史を担っている言葉のあれこれ99項目。週刊朝日百科「日本の歴史」好評連載。