イタリア・ルネサンス庭園で花開いたヨーロッパの庭園文化は、以降、絶対王政期のフランスで幾何学式庭園、一八世紀のイギリスで風景式庭園を生み出した。それぞれの庭園様式は文化や社会を色濃く反映しており、知れば知るほどに奥が深い。庭園作りに情熱を捧げた者たちの逸話をまじえながら、庭園文化の歴史をたどる。各地の名庭を写真・庭園図とともに数多く取り上げ、その魅力と見どころを紹介。
宝物が好きなのか、宝探しそのものがやめられないのか、日本の高校生、大とゆきの眼はいつも輝いている。そう、今回の戦場は、日本の山と海。近くても、とてつもなく深いところに宝があれば、二人の闘志はますます募る。好評文庫版「エイリアン妖山記」と「エイリアン邪海伝」を改訂合本。書下ろし特篇「エイリアン憑依戦線」では、さすがの大とゆきも悔し涙と苦笑いの、仰天エイリアンが登場。
TBS「落語研究会」の口演から名席を厳選、文庫化!至芸、小三治九席。
塾に頼る前に、ママだからこそできる工夫をしてみませんか。カリスマ教育カウンセラーが、「できる子」に育てるとっておきの方法を伝授。
シモーヌの結婚騒動でオルクスが地球を離れた隙に、宇宙海賊パスク・ダ・ルーマーがやって来た。悲壮な使命感に燃えるナミと野次馬女子高生三人の特攻を軽くあしらったダ・ルーマーは、地球に降下作戦を開始する。彼我の実力差は歴然の事態に、岸田博士は最終兵器の使用を決断し、エリアルに作戦名“プロジェクト・H”の出動を命じた。今日も宇宙は大騒然。巻末に特別書き下ろし「マイナス4話 妖精と魔法使い」を収録。
『ハリーポッター』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに次ぐ、ファンタジー超大作!!
二コール・キッドマン、ダニエル・クレイグと豪華キャスト陣に加え、山口智子、緒形拳、成海璃子、西内まりやと吹替キャストも超豪華!!
アカデミー賞 美術賞にもノミネート。また、英国アカデミー賞特殊視覚効果賞も受賞!
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壬申の乱の勝者・天武天皇とその子・大津皇子の確執。その鍵を握る大津妃・山辺皇女の意外な正体。繰り返される皇子たちの凄惨な権力闘争ー天智・天武朝から聖武朝に至る、『万葉集』のクライマックスを解読する。
日々キマイラと化してゆく高校生二人。幻獣化に立ち向かおうとする久鬼麗一、うろたえ苦悩する大鳳吼。なぜかその久鬼を支える妖艶な同級生、亜室由魅。大鳳の身をただひたすら案じる織部深雪と深雪を思う九十九三蔵。そして、玄道師・真壁雲斎は、まずはキマイラ化の実相を探るべく、危険な坐行に入った。様々な人、出会い、思いが生まれ、重なる、大長編第3幕。
のちに、伝説の執行部といわれる四堂院高校生徒会に所属していた井森葉月。今や顔だけ無駄にいい、やる気のない地学教師だ。母校に就職し、人生すでに諦めモードの葉月の前に、七年前の卒業と同時に終わった恋の相手、敷島要が現れた。当時生徒会長の彼から提案された疑似恋愛の関係。それは葉月に、忘れられない快楽とそれ以上の影響を与えたのだ。詫びる敷島を、今度は葉月が誘って…。
その後数々の伝説をつくりあげることになるピアニスト、グレン・グールドの記念すべきデビュー・アルバムは、モノラル録音によるバッハの「ゴールドベルク」です。このアルバムにおける演奏は、当時の、そしてもちろん現代の聴き手の心を確実に捉えて離さないものです。グールドといえば「バッハ」であり、そして「ゴールドベルク」ですが、彼のすべての表現の第一歩となったこの録音を聴かずしてグールドは語れません。「ゴールドベルク」に始まり、「ゴールドベルク」に終わった彼のディスコグラフィのなかでも、もっとも重要な1枚です。
共にVJなどでも活躍してきたAli(b)とAnis(vo&g)が99年に結成。本作は3枚目のアルバムで、HYDE率いるVAMPSと同じく“vamprose”からのリリース。軽やかさの中にも埃っぽさを感じさせる力強いロックが魅力。ポテンシャルの高さを示す充実作だ。
ここに描かれたものは犯罪ではない。野望の詩である。目的のためには、何にも屈しない闘う者たちの魂の叫びである。そして、欺瞞に満ちた現実に別れを告げ、運命の扉を開かんとする男たちの静かな怒りの炎、その輝きであるー。圧倒的なパワーを放射し続けてきたハードボイルドの巨星が描破した、原石ともいえる煌めきに満ちた初期短編集。