人間への技術供与と引き換えに定期的な生贄を要求した貴族を抹殺するために、Dは「東部辺境区」のベルゲンジ城へ向かった。その城では「神祖」がかつて謎めいた実験を行い、当主でさえその実態を知らないまま現在にいたっている。そして、夜毎城内で催される舞踏会の華やかさとは裏腹に、城中には「神祖」の負の遺産ともいうべき恐るべき技術の集積がDを待ち受けていた。ベストセラー・シリーズ書き下ろし最新作。
日が昇ればひと仕事。日が傾けば飲みに出かける。ひとり分の食事を作り、本を愛し、旅を楽しむ。かざらない暮らしの風景を切り取った最新エッセイ集。
母と対面したダニエルは、スウェーデンの片田舎で蔓延る狂乱の宴、閉鎖された農場で起きた数々の悪事を聞かされる。しかも、母は持ってきたショルダーバッグの中から、それぞれの事件の証拠品を次々と提示していく。手帳、写真、新聞の切り抜き…。ダニエルは、その真相を確かめるべく、自身がスウェーデンへと向かった。そこで彼を待ち受けていたのは、驚愕の事実だったー。
名将軍のひとり息子として生を享けながら、退廃した生活に甘んじる青年・ソナン。自らの悪事が発端で死に瀕するが、朱く長い髪をもつ神・空鬼のたった一度の気まぐれで、名も知らぬ異国へと落とされる。しかし、その地・弓貴では古来からの統治者が反逆者に追いつめられ、全員で討ち死にしようとしていたー。終わったはずの人生から物語が動き出す。執筆4年、1800枚の傑作ファンタジー。
ぼくがみつけたたいせつな時間。一平くんの小さな発見を、あたたかく描いた物語。
仕事がお休みのワンワンちゃんがキャンプ場でホットケーキを焼いていると…?累計300万部突破の大ヒットシリーズ、最新刊!!
季節の移りかわりのなかで営まれる、幼い子どもとお母さんのゆたかな生活をえがいた、はじめて読んできかせるのにふさわしいおはなし。
日本には、四季折々の行事があります。この絵本には、季節の行事のお話と身近な自然のあそびがたくさんつまっています。