一二一九年、鎌倉幕府三代将軍・源実朝が暗殺された。朝廷との協調に努めた実朝の死により公武関係は動揺。二年後、承久の乱が勃発する。朝廷に君臨する後鳥羽上皇が、執権北条義時を討つべく兵を挙げたのだ。だが、義時の嫡男泰時率いる幕府の大軍は京都へ攻め上り、朝廷方の軍勢を圧倒。後鳥羽ら三上皇は流罪となり、六波羅探題が設置された。公武の力関係を劇的に変え、中世社会のあり方を決定づけた大事件を読み解く。
各タイプ「金」と「銀」に分かれ、1冊まるごとあなたの本に!「年」「月」「日」の運気、読むところが大幅に増えました!自分だけでなく、「周りの人」も占える!2021年の「相性」がわかる!「悪い運気」の消し方がわかる!「金の羅針盤座」は新しい世界が見える年。
クイズ×会話で実在企業のビジネス戦略を解き明かす。実在企業のクイズだから、自分ごととして考えられて、身近にあるモノ・サービスへのビジネス理解が深まる。キャラの会話だから、色々な立場の人がどのような目線で決算書を読んでいるのかがわかる。豊富な図解だから、無味乾燥な「ただの数字」が見える化する。着眼点と情報ソースで、決算書を読める人の分析視点&アウトプット力が身につく。
こんな「あいうえお」の絵本、見たことない。ノラネコぐんだんと楽しくたくさんの言葉を覚えます。
ごはんを探し仲間と遊び陽だまりでくつろぐ。ねぐらを探し人間に追われまた人間に助けられるー。さまざまな過去を背負い不確定な未来に戸惑いながらひたすらに今日という日を生きるのらねこたち。何気なく見過ごしている「のらねこ」の生きる姿を美しい写真とエッセイで描き出す。
大東亜戦争後、日本は南北に分断され、北海道は“日ノ本共和国”として独立。日本国内では北のスパイが暗躍し、政府は警戒を強めていた。-そして平世21年。私的探偵行為を禁止する法律が成立し、探偵狩りが行われている現代。少女・空閑純は、かつて名探偵として名を馳せた両親に育てられたが、母親はある事件を追う最中に行方不明となっていた…。母の出身地である奥多岐野に父とともに移住し、帰りを待っていた純だったが、そこで発見された身元不明の他殺死体が、父子の日常を破壊する!存在意義を否定された探偵に謎が牙を剥くとき、新たな物語が動き出す。
肝が小さい、がんばれない、自意識の暴走が止められない。心の弱さは、どこまでいっても克服できないものなのか。穂村弘、最新エッセイ集。
アリフ・マーディンのプロデュースぶりも見事なシンガー/ピアニストのデビュー盤で2002年作。(13)にゲスト参加したビル・フリゼールがぴたりとはまるノスタルジックで陰影に富んだ音楽性が持ち味。やさしく哀しく温かいヴォーカルも琴線に触れる。★
女子高校生四人組の演劇ユニット「羅針盤」。ストーリーとコンクールでその名を知らしめたが、メンバーの突然の死によって活動を停止する。それから四年の月日を経て、-復讐は始まる。島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作。
死を賭したその妻の依頼を受けて、Dはヴァン・ドーレン公爵の下を訪れた。“北部辺境区”の管理官として勇名を馳せ、“虎”と呼ばれた貴族も年老い、その城下には、かつて公爵が封印した究極の兵器を求めて反乱軍、野盗の群れが押し寄せている。彼らを公爵が自分の手で討ち果たした後に抹殺してほしいと、妻は願ったのだった。それを知りながら、孤独な“虎王”は静かにDを迎えた。圧倒的な人気を誇る“吸血鬼ハンター”シリーズ、書き下ろし最新刊。
それなりの時間を過ごしてくると、人生には妙なことが起きるものだー。昔なじみのミルク・コーヒー、江戸の宵闇でいただくきつねうどん、思い出のビフテキ、静かな夜のお茶漬け。いつの間にか消えてしまったものと、変わらずそこにあるものとをつなぐ、美味しい記憶。台所のラジオから聴こえてくる声に耳を傾ける、十二人の物語。滋味深くやさしい温もりを灯す短篇集。
まぬけな人、そそっかしい人、知ったかぶりする人、けちな人…人間だれでも、なにかしら短所や欠点を持っているものです。そんな人間の不完全さを、あたたかく笑い飛ばし、楽しくかしこく生きていくための知恵がたくさん詰まっているお話が、落語です。ひとつひとつのお話を読んで笑っているうちに、自然と人に対するやさしさや、地に足のついた考え方、かしこいふるまいなどが伝わってくるでしょう。そんな、生きた知恵をお子さまに伝える一冊として、本書をお届けします。