ワンダーガーデンの旅は、熱帯雨林、サンゴ礁、砂漠、森林、山脈の5つ。アカコンゴウインコ、オウギワシ、ジャガー、ジュゴン、ミンククジラ、カッショクタランチュラ、アメリカドクトカゲ、メキシコオオカミ、ヤク、ユキヒョウ…。世にも美しい姿のもの、絶滅寸前のもの、巧みに狩りをするもの、毒を持つもの、めったに姿を見せないものー。日本語版では、動物学者の今泉忠明先生の監修により、その生きものたちの生態、特徴を学ぶことができます。
日々の暮らしの中で体験した愉快な話から、人生の深淵に触れる不思議なエピソードまで、小説家の頭の中の抽斗には、話題がいっぱい!「どうして寝る前に限ってネタを思いつくんでしょうね?」と悩みつつ、つぎつぎ繰り出されるユーモア溢れるエッセイ52編。大橋歩さんのおしゃれな銅版画も楽しい人気エッセイ・シリーズ第3弾。
笑うか?悩むか?アメリカNo.1アニメ『ザ・シンプソンズ』に隠された「超難解数学」を、サイモン・シンが語り尽くす!ハーバード大学出身の「数学博士」たちが、研究をなげうってまで選んだのはアニメーションの脚本家になる道だった。
始業式の日、5年生の教室に6年生が入ってきたかとまちがえるくらい大きな男子、所一真くんがぼくのとなりの席になった。所くんは一週間もたたないうちに、クラスのみんなから「トトロ」と言われて、いじられるようになった。そんなある日、所くんが「水辺の楽校」という場所にぼくを誘ってくれた。
理想は、世の中から不幸なノラ猫が1匹もいなくなること。猫写真とエッセイで綴る、心温まる保護猫たちとの日々。
時に2019年。かのアームストロング船長が、第一異世界に“小さくとも偉大な一歩”を踏み出してから、半世紀の時が流れていた…。25歳のフリーライター・海野啓太郎は、ひょんなきっかけから半年間の第五異世界取材の切符を手にする。めぐってきた大きなチャンスに飛びついた啓太郎だったが、「国際線の飛行機より安全」なはずの異世界行きは、思わぬトラブルに見舞われてしまう。-接続事故。啓太郎を含む五人が放り出された先は、第五異世界の入植地ではなく、まったく未知の「第七異世界」だった。救助はきっとくる。けれど、それは一体いつになるのか?不安を抱えつつサバイバル生活へと一歩を踏み出した啓太郎たちは、放棄された遺跡で、なんと人類史上初めて異世界人と出会うー。異世界の言語を学び、異世界の土でトマトを育て、異世界の魚を釣り、そして…異世界で村、つくれるか!?
慶応三年、万国博覧会に出席する徳川昭武の随行医として渡欧した三十一歳の医師・高松凌雲。パリの医学校で神聖な医学の精神を学んだ彼は、幕府瓦解後の日本で旧幕臣として箱館戦争に身を投じる。戦地の病院で、命を賭けて敵味方の区別なく傷病者の治療に当たった、義と博愛の人の生涯を感動的に描く歴史長篇。
心地よい鼓動を感じながら果てなき道へ!バイクを操る快感を取り戻し、スマートなリターンライダーになるために。
キッチンで料理を提供し、D・ボームなどの会食者たちと歓談するかたわらで綴られた、精緻にして長大なクリシュナムルティ随聞記。クリシュナムルティの最も深い理解者の一人による、手作りの菜食料理とジョークによって趣を添えられた、機智に富んだ回顧録。キッチンは著者にとって格好の学びの場であった。
“黒翼の覇王”と恐れられる伝説の女傑ルファス・マファール(♀)に憑依してしまった俺(♂)は、頼もしい仲間とともに覇道十二星天の残りのメンバーを取り戻すため旅を続けていた。次に会いに行くのは、覇道十二星天『天秤』のリーブラ。どうやら俺に関するものを190年間休まず守ってくれているらしい。何?防衛任務への使命感が強すぎて近づく者たちを問答無用で排除する殺戮マシーンと化しているって!?それは…まずい…。こうして俺たちがたどり着いたのは、全108階層からなる世界最大規模の建造物“黒翼の王墓”-って、えっ!?これって俺の墓じゃん!!次なる攻略対象は「自分の墓」-世界最強ゴーレムを取り戻せ!