「(勝小吉は)42歳になった天保14年におのれの放埓な一代のことを『夢酔独言』と題して、書いて残した。この時代の武士になかなかないことで実に率直に、無邪気な程度に隠すことのない自伝である」と大仏次郎が評した表題作に、『平子龍先生遺事』を収録。江戸時代の庶民の声が蘇える。
日常生活で感じた、あんなこと、こんなこと。ちょっと視点を変えてみれば、毎日がまったく別のものに思えてくるはず。何気ない出来事をほのぼのとした筆致で綴った、心温まるエッセイ集。
相手を思いやる気持ちを持つこと。それはすごくむずかしくて大変なことだけど、強くてかっこいいことなんだ。せつなくてあたたかい3つの物語。
ビーグル犬テルの見た人間模様・犬模様。ほんわか家族の毎日が、テルのコトバでつづられる。おかしくて、ちょっぴりジンワリするエッセイ集。
平凡な日常。理想と現実。モチロンうまくいかないこともある。不安や焦り、悔しいこと、情けないこと、切ないこと、そして、ささやかだけどウレシイことも…気にとめず見逃している出来事にもドラマはあったりしてちょっとした会話や独りの時間も、大事な話のネタだったりするのです。思わず一気に、そして何度も読みたくなる自分に向けてつぶやいた言葉たち。
大人の恋愛模様をスケッチしたら…本書にはあなたが主人公の『ワタシ』がいる。
小説ー北の国の診療所を舞台にしたおかしなおかしな人間模様。エッセイー飾らない文章で綴る開業医よもやま話。戯曲ー葛西善蔵の民話をコメディタッチで仕上げた「雪をんな」。自称田舎医者兼劇作家のクリエイティブ・ワーク。
日々の生活を流してしまわないよう、心に思い浮かんだことや日常に起こることを、時にエッセイのように、また時には詩のようにして綴った心地よい作品。
本書には、障害を持った武郎君の日常が綴られている。様々な困難に立ち向かい、克服し、おとなになってゆく様子が描かれている。なにげない日常にすばらしい発見があったり、感動があったりー生きることってすばらしいことだと再発見できる一冊。
題材を日常に求めつつ、時にはしんみりと、時には思わず苦笑を伴い主婦の視点から垣間見た家族、自身、世相を描いた短歌&エッセイ集。
ある時は産婦人科医、ある時は乗馬愛好家、またある時はダンス教室の生徒!?いろんな顔をもつドクターXの、涙あり、笑いあり、時には真面目な四方山話。
果てしない超大型連休がやってきた!三十七年間の会社生活を終え、年金生活に入った著者の哀歓にじむエッセイ集。