小説と舞台の両方を手掛ける著者が、芝居であけて芝居で暮れた一年を、四季の風物、友人、家族のこと等々、心にとめたあれこれと共につづる。雑誌を見て挑戦した料理の顛末ほか、厳しく華やかな仕事をはなれた時にのぞく、女として妻として、平均的な日本の肝っ玉かあさんとしてのやさしさ、そそっかしさに心和むエッセイ集。
直木賞作家大沢在昌初のエッセイ集。酒、仕事、恋愛、釣り、遊び「新宿鮫」の作者がつづる男のいきさき。
見るもの、聞くもの、考えたことをかたっぱしから英語にする本。絵とひとりごとを一緒に覚えるのでイメージが鮮明。一日の時間の流れが絵とともに頭にこびりついてしまう本。
マル暴刑事のひとりごと。ネオンに生きる都会派刑事の生活と意見。
「三十歳までには」-二十九歳を迎え、女優という仕事に迷い、女として結婚に焦り、「自分が嫌になる病」になっていた著者が、揺れる心情をストレートに綴った初めてのエッセイ集。大切な人、素顔の日常、人生を変えた出来事…様々な出会いの中で見つけた新しい自分とは。〈勇気のモト〉二十八編。
やる気にあふれて毎日を充実して生きる人もいれば、不満だらけで人生を終える人もいる。また不安を肥料にがんばる人もいれば、心配した通りの結果に終わる人がいる。本書は、人生に対する問題解決の答というよりは、問題をいつでも解決できる人間になるための実践法である。
ぼんやりと単身赴任を過ごしてなるものか。ついつい妻に寄りかかる男が一人立ちするチャンス。自分を見つめてみると、そこには感謝の思いがあふれてくる。単身赴任のあなたに、身近に単身赴任者のいる方に、心あたたまる「単身赴任のひとりごと」。
自身を語ること稀だったこの作家が、おりにふれて綴ったエッセイと小文。郷里と幼年時代、師と友、創作秘話などもれなく収める。