安田姉妹によるデュエット作品シリーズの集大成10枚組セット(第七集〜第十集のみの4枚組別セットもある)。童謡、唱歌、子守唄などの、歌い継がれてきた(各々の人生の想い出と一体化している)歌ばかり。それだけに奇妙なクセや思い入れをこめたヴォーカルよりも、安田姉妹のちょいと距離を置いた歌声だと淡い想い出となって昔の自分の姿が歌に映る。第六集と第十集だけでも一聴を。
アジアの韓流スター、アン・ジェウクの日本初のアルバム。収録曲「トゥルル」のミュージック・クリップなども収録したDVD、フォト・カード付きという気前のよさ。全体的に韓流スターお馴染みのしっとり系バラードを爽やかなサウンドとメロディでまったりと聴かせてくれる。
胸に迫りくる言葉。心の扉にかけた鍵をこじ開け、ドロドロした内面を刺激してくるファンキーなサウンド。前作からわずか9ヵ月というハイ・ペースで届けられた2ndは、聴き手の心にやるせない痛みを残す。リアル、という言葉が今一番似合う作品だ。
この「アンサンブル編」は「ソプラノ編」の初心者向けメロディーを上声部に置き、四声体で簡単に重奏、合奏が楽しめるように構成されています。
行列のできる店なのに、「イケてへん」のはなぜ?グルメな大阪の情報誌ライターが、記事と実態のギャップが生まれる理由を明かし、裏読みのコツを伝授する。
戦前パリのル・コルビュジェに学び、その後日本の近代建築の確立に巨大な足跡を残した建築家・前川國男(1905〜86)。本書は前川に師事し、その仕事に協力した多くの建築家たちによる、前川の仕事ぶり、生きざま、所員たちへの温かいまなざしの記録である。弟子達の若き日の記憶を通して、闘将といわれた前川の知られざる人間的な側面に光を当て、彼の多くの作品と、その作風の変遷に込められた意味をさぐろうとする、異色の書。