土門拳賞受賞の写真家が撮りつづけた野生動物とその動物たちの生態。ここには、人間の気づかないさまざまな警告がみえる。
『小人のくつや』『見るなのざしき』など、こわくてびっくりするお話を全15作品収録。
自身を語ること稀だったこの作家が、おりにふれて綴ったエッセイと小文。郷里と幼年時代、師と友、創作秘話などもれなく収める。
やる気にあふれて毎日を充実して生きる人もいれば、不満だらけで人生を終える人もいる。また不安を肥料にがんばる人もいれば、心配した通りの結果に終わる人がいる。本書は、人生に対する問題解決の答というよりは、問題をいつでも解決できる人間になるための実践法である。
直木賞作家大沢在昌初のエッセイ集。酒、仕事、恋愛、釣り、遊び「新宿鮫」の作者がつづる男のいきさき。
勝海舟の父が遺した男の人生哲学。
私たちにとって、いま大切なのは心の美しさ、からだの美しさ、そして霊性の美しさ。新しい時代を迎えるために、意識改革をはじめてみませんか。
迫る官軍、備える幕府。明日にも江戸突入かという騒然たる中、相対する勝海舟と西郷隆盛。江戸焦土作戦との取引説もある、江戸城無血明け渡し。これは海舟の最大の功績とも言われる。反面、幕府を売ったーとも。この真相を解明し、現代日本のポスト・リストラの道筋を明らかにする、文庫書下ろし長編小説。
大人の絵本、こころのほっとタイム。
「(勝小吉は)42歳になった天保14年におのれの放埓な一代のことを『夢酔独言』と題して、書いて残した。この時代の武士になかなかないことで実に率直に、無邪気な程度に隠すことのない自伝である」と大仏次郎が評した表題作に、『平子龍先生遺事』を収録。江戸時代の庶民の声が蘇える。
ビーグル犬テルの見た人間模様・犬模様。ほんわか家族の毎日が、テルのコトバでつづられる。おかしくて、ちょっぴりジンワリするエッセイ集。
14年間にわたり臨床の現場に携わってきた著者が、人の生死や、患者の気持ち、うつろいなどを心暖まるエピソードで綴る。
長いシッポと、背中の5本線がチャームポイントのシマリスは、とってもやんちゃで元気のいい動物です。だから、おうちに迎える前には、いろいろな準備も必要です。シマリスが楽しく暮らせるおうちの準備。
四十余年に及ぶ舞台と芝居への熱い思い、知られざる素顔、そして人生のことなど。ユーモアと魅力の写真で贈る初のエッセイ。「ホントはね、話したくなかったの」。
わたくしの場合は戯作風刺だから「悪は悪だ!」と正面から斬りかかるのがこっぱずかしい。その代わり、権力の滑稽ぶざまを演じて笑ってしまおうと考えた。TBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』で放送された最強のトークが、ついに単行本化。